男はなぜ鈍感なのか?好きアピールに気づかない理由を男のオレが説明しよう
【オレ様リーマンの非ジョーシキ恋愛入門138】
約半年間、爆速でフッたりフラれたりを繰り返した必死すぎる婚活経験を生かして、なぜか上から目線で本音の恋愛論を語ります。ちなみに普段は、どこにでもいそうなただのアラサーリーマン。
「男は鈍感だから、遠回しにアプローチしても気づいてもらえない」的な話は、たまに見聞きする。
言われてみれば、明らかに好かれていたのに気づかなかった経験が、オレにもある。
■お菓子までもらったのに…
25歳ぐらいのときの話だ。
ある日、勤めていた会社で、おそらくは同じぐらいの年齢であろう派遣社員の女性に、手作りのクッキーをもらった。
「みんなにあげたんですけど、多く作りすぎちゃったんで」と。
冷静に考えてみれば、おかしい。
オレはその彼女と仕事上の接点はそれほどない。
あまったお菓子をあげるなら、もっと適当な相手はいただろう。
社内ですれ違うとたまに話したことは…いや、正確に言えば向こうから話しかけられることはあったのだが…。
というふうに考えていくと、「オレは彼女に好かれていたのではないか?」と、数年後に気づいたのである。
だが、そのときは全く気づかず、
「手作りのお菓子より、買ってきたお菓子のほうがうまいよなぁ…」
などと、失礼なことを思ってただけである。
■もはや勘違い
ところで、そのとき社内には気になる女性がいた。
この女性に対して鈍感であったことなどなく、むしろ敏感すぎて勘違いしていたぐらいである。
主に自分から話しかけていたのだが、少し話が盛り上がると、
「これはイケるかもしれない!」
と浮かれていた。
向こうからちょっとでも話しかけられようものなら、
「もしかして彼女も、オレのことが気になってるんじゃないか?」
と浮かれまくっていた。
その勢いで告白したものの、「好きな人がいる」というよくある断り文句で瞬殺された。
…しかし、鈍感だったり敏感だったり、この違いは何なのだろうか?
■好きじゃないと気づかない
そもそもの違いは、自分も相手に対して好意があるかないかである。
女性のことがタイプであれば、男性は超がつくほど敏感になる。
「あまったから」と言って何かあげるでも、社交辞令っぽく話しかけるでも、話しかけられたら感じ良く対応するぐらいでも、アプローチとしては十分だろう。
タイプじゃなければ、鈍感だ。
遠回しなアプローチではなかなか気づいてもらえない。
だからと言って、露骨にアプローチすればいいかと言えば、それもオススメしない。
そもそも好かれていない相手にそこまでやると、
「こいつ、オレのことが好きなんだろうなぁ…。ヤルだけならアリかな…」
と、遊ばれるリスクが高まるからだ。
もしかしたら、自分も好意があるし、女性からのアプローチに気づいていても、勇気がなくて何もできない…などという男性もいるかもしれない。
そんな根性がなさすぎる奴と付き合っても良いことは何もない、というオレの独断と偏見によりムシする。
ということで、気になる男性には軽くアプローチすればいい。
相手も好意を持っていれば、何らかのアクションを起こしてくるはずだ。
何もしてこなければ、残念ながらあなたは興味を持たれていないか、積極性がなさすぎて付き合うには値しない男性であるかのどちらかである。
さっさと見切りをつけて次に行こう。
ライタープロフィール
オレ様リーマン
「32歳で結婚する人に出会う」と占い師に言われたことをきっかけに、婚活と名の付くものは片っ端からやってみて、約半年で運命の女性と出会うことができたアラサーリーマン。膨大な婚活経験を生かして、本音の恋愛論を語ります。
ブログ「オレ様の世界」
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