生理中などにデリケートゾーンがムレたり、ナプキンやおりものシート、下着などの刺激でかゆくなることってありますよね。このかゆみ、ジメジメだけが原因ではないのです。今回は女性の皆さんに知っておいてほしいデリケートゾーンの乾燥対策についてご紹介します。

ピリピリ、ムズムズしていませんか?

実は、デリケートゾーンのかゆみに悩む人は意外と多いのです。見えない場所だけに、かゆみがあると「性病? 」「病気になった? 」と不安になるもの。顔や足などの皮膚と違って人にも見せられないし、病院にかかることもためらわれて一人で悩んでいる人も。自分なりに薬を塗ったり、デリケートゾーンを清潔に保つ努力もしているのに、治るどころか悪化する始末。泣く泣く病院を受診して「ひどい乾燥」だと言われて驚いたという報告もあります。

えっ! アソコも乾燥するの?

女性の陰部は入りくんでいて、下着ですっぽり覆われており、おりものなどの分泌液や生理の経血もあることから「常に湿っている」と思われがちです。確かにムレも多いのですが、実はデリケートゾーンの角質層は、薄いといわれている顔よりも薄いんです。まさにデリケートな場所なのに、下着の摩擦や歩く・座るといった動きによる摩擦、トイレで拭くときの摩擦、ムダ毛処理による摩擦、ナプキンやおりものシートによる摩擦、性行為での摩擦など過酷な状況に耐えています。水分や油分を保持してくれる角質層が薄いため、乾燥のリスクがとても高いのがデリケートゾーンで、摩擦による刺激も日常的にあることからダメージを受けたりかゆみが出ることは珍しいことではありません。

デリケートゾーンにも専用のお手入れを

女性の陰部は入りくんでいるので汚れが溜まりやすいのは本当ですが、入浴のたびにボディソープでゴシゴシ洗ったり、毎回ウォシュレットのビデを使うのは「洗い過ぎ」です。膣や外陰部にも自浄作用があって、細菌の侵入を防いでくれています。洗い過ぎることで自浄作用が減ってカンジダなどの膣炎になりやすくなったり、乾燥して慢性的にかゆみが出る場合も少なくないのです。顔よりもデリケートなんだということを忘れずに、専用のお手入れをしてあげるのがいちばん。最近はデリケートゾーン専用のソープや保湿液が販売されているので、使ってみるのはおすすめです。

デリケートゾーン専用アイテムは、乾燥対策だけではなく黒ずみの防止やニオイ対策を兼ねているものも多いので嬉しいですね。Vゾーンまではボディ用の乳液やクリームでも保湿できますが、外陰部やお尻の穴は粘膜もあるので、ボディ用のアイテムや顔用のアイテムでは刺激が強い場合が殆どです。一方デリケートゾーン専用のものは洗浄力が弱く、pHも調整されているので安心して使えるのでおすすめ。すでにかゆみがある場合は、皮膚科を受診してみるのが完治への近道かもしれません。


writer:しゃけごはん