9日、地球温暖化の影響で、中国南部の工業地帯に危機的状況が迫りつつある。写真は広州。

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2017年4月9日、地球温暖化の影響で、中国南部の工業地帯に危機的状況が迫りつつある。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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中国南部の広東省にある「珠江デルタ」は有数の工業地帯であり、総人口4200万人という世界最大の都市圏だ。大規模水害が起きやすい地形で、過去に何度も洪水が起き、現地企業にも多大な被害が発生しているが、温暖化の影響で水面上昇が危険な状態に近づきつつある。

ニューヨーク・タイムズによると、世界銀行の報告では、全世界のあらゆる都市の中で、最も気候変動が原因の経済的損失が大きいのは中国の広州だとされ、香港に接する大都市・深センも10番目に影響が出ると指摘されている。

気候変動は気温や水面の上昇や大気の滞留を引き起こし、中国各地で深刻化しているスモッグも拡大させていることから、記事は「珠江デルタの経済発展が日に日に厳しくなる気候変動の脅威に直面している」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)