歌手の中島美嘉が9日放送のフジテレビ系『ボクらの時代』に出演し、デビューした当時に抱えた葛藤を率直に語った。

 この日の放送では、中島とお笑いトリオ・森三中の村上知子、タレントの三船美佳がトークを展開。そのなかで、中島は自身の世界観が作り上げられるまでの葛藤について語った。

 中島は「あんまりノーって言わなかったら、こんなんなった」と自由な雰囲気がある今の“中島美嘉”が生まれた経緯に触れ、「『私を使って好きに遊んでみて』って思ってたら、こんなんなって。最近は何となく自分で思うことをするようにはなったけど」とし、デビュー当時に抱えた葛藤について明かしていく。

 2001年にデビューした中島は「規制がすごい激しかったから、髪の毛の色も、着る服の色も、メイクの仕方も、全部制限があって」と様々な面で管理されていたことを明かし、「(髪の毛は)ロングで巻かなきゃいけない。アイラインはダメ、白とデニムしか着ちゃダメ」と、表舞台に立つ“中島美嘉”像が作り上げられていったという。

 三船は、現在の中島のスタイルはデビュー当時に抑えたものが溢れだしていると指摘。これに中島は「中学の時からカツラとかが大好きで、カラコンもしてたし。それを違う自分にされちゃって、ある日、もう無理だと思って」とリミッターを超えたことを明かした。

 そして、「本番で、靴を脱いで、パンツをたくし上げて、裸足で。逆さになって髪をボサボサにして歌い始め瞬間、みんな『やっちゃったあ』って」と殻を脱ぎ捨てた時の印象を振り返った。

 さらに、ファンに対して「嘘ついてるみたいで」との感情も抱いていたという中島。「どのみちボロが出るなと思った。やっちゃった。『もうクビ覚悟だな』って思いながら」全てを脱ぎ捨てた末に、「最近やっと居場所を見つけて、こういうのを中島美嘉ワールドって言っていいんだなって思えるようになった」と実感できるようになったという。

 そして、村上は“チーム中島美嘉”を背負うプレッシャーがあったことを指摘。中島は「それはちょっと自信過剰だったのかもと思うようにした」と自身と向き合ったことに言及。「『あんたに頼ってないから』ってみんな思ってるかもしれない。頼られてるわけでもないのに、勝手に背負っちゃってたから」と続け、その結果、逆にチームの仲の良さを感じるようにもなったことを明かしていた。