元SMAPの木村拓哉が10日放送のフジテレビ系『めざましテレビ』に出演。昨年末のNHK紅白歌合戦を辞退したSMAPについて語るなど、一人になってからの心境を率直に明かした。

 この日の放送では、映画『無限の住人』で主演を務めている木村にインタビューを実施。インタビュアーの軽部真一アナウンサーが「今年は木村さんにとって、新たな一歩と言えなくもない?」と質問を切り出すと、木村は「そうですね」と相槌を打ち、「ちょっとした新人と思って、自分では取り組んでるので」と心境を明かした。

 そして、「年が明けると新年あけましておめでとうございますと言ってくださるじゃないですか」と続けた。年賀状や友人・スタッフからのメッセージを見ると「新年という言葉に何かちょっと反応する自分がいたので、これは年だけじゃなくて、自分自身もそうだなって思って。それで今年の頭はそういう気持ちでやってました」と自身と向き合っていたという。

 さらに、「年末にNHKホールにいなかったのが、すごい、ちょっと風変わりな時間でしたね」と続け、昨年限りで解散し、12月31日のNHK紅白歌合戦の出場を辞退したSMAPに言及。「思いとしては、正直複雑でした」と率直な心境を明かした。

 軽部アナは“その場所にいたかったのか”を尋ねる。木村は「いたかったというか、たくさんの声だったり、NHKさんの関わっていた人たちからの気持ちも実際に受けてはいたので」と周囲への心遣いを見せながら、「正直ちょっと、ちゃんと応えられないのが残念だなとは思っていた」と申し訳なさをにじませた。

 そして、「自分が逆に猪突猛進ではないですけど、自分が走れば物事が成立する…『そうではない』っていうのが改めて思ったので」と話す木村。「自分以外にも、同じグループとしてメンバーがいたので、自分が漕がなくても前に進んでるような感じがあった時期も、実際あったと思うんですけど」と元メンバーの存在について語った。

 そのうえで、「今本当に舵を切るのも、推進力を得るのも、本当に自分の力だったり」と一人になった心境を明かし、共演者やスタッフの力添えの大切さを強調。そして、「そういう人たちの気持ちと要望と、必要とされることの有難さはちゃんと感じながらやって行きたいなって」と覚悟を決めて取り組んでいることを語った。

 木村はさらに、歌手としての自身についても語る。明石家さんまと共演している同局系『さんタク』のなかで歌う機会があったとし、「正直、歌筋が落ちてて」と苦笑い。軽部アナは「歌筋というのがある?」と確認すると、木村は「これは確実にあると思います」と断言した。

 そして、「歌うのであれば、ちゃんと歌っておかないといけないと思いますし、この間、痛烈に感じて。『歌筋落ちちゃった』と思って」と自らも驚いた心境を打ち明けた木村。軽部アナは「まず歌筋を鍛え直して」と問いかけると、「それを必要としてくれる方がいたらだとは思いますけど」と話すに留めていた。