華原朋美

 トモちゃんが選手の顔になってきた――。歌手の華原朋美(42)が、3月26日、馬術の国際大会「国際馬術 掛川2017」に出場。日本で開催される唯一の国際大会で、馬術トップレベルの国も参加する大舞台だ。

 障害飛越に挑む華原が騎乗したのはキャリーズサン(牡17)。14年には障害競技で199センチを飛び、日本記録を更新した名馬である。目標としていた表彰台は逃したが、好機到来。

「24日と25日に別の障害馬術で2位、4位と好成績を残したことで、日本馬術連盟から今年8月のドイツでの強化合宿への同行を勧められたのです。合宿先のローネは馬術の聖地と呼ばれ、世界の精鋭が研鑽を積む場です」(スポーツ紙記者)

 約1週間の合宿は22歳以下の厳選された若手が対象で、華原はいわば特別枠だ。

華原朋美

 彼女は3歳から乗馬を始めた。高校3年時の92年に出場した山形国体では4位の記録を持つ。テレビ番組の企画で、約23年ぶりに馬術競技を再開すると、昨年10月の国内大会「ジャパンオープン」の障害飛越で見事に優勝。今回の国際大会の出場権を勝ち取った。

 2月には馬まで買っていた。今大会でも騎乗したキャリーズサンの子供、クラシック(牡5)である。一度決めるとトコトン打ち込む彼女らしい。高級外車1台分ほどのお値段とか。もちろん、最終目標は東京五輪。

「人馬一体の競技です。馬の力を引き出せば選手の年齢は大きな問題ではありません。ただ40代では障害との距離をつかむために必要な動体視力が衰えてくる。東京五輪出場には国内大会は必勝、国際大会で好成績を積み重ねることです」(同)

 合宿から帰国後、9月の「全日本障害馬術大会」に成果はどう表れるか。

「週刊新潮」2017年4月6日号 掲載