「この人についていきたい」と慕われる上司の心がけ

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曹洞宗のお寺の住職で『心配事の9割は起こらない』など多くのベストセラー著書がある枡野俊明氏が、悩み多きリーダーを救い、よりよい仕事を実現するためのヒントとなる「禅語」を紹介します。今回の言葉は、我々の日常生活でもなじみのある言葉「利他」(りた)。他人のためを優先させて行動することが、結局は自分自身のためになるのです。

「Win-Winの関係」は
仏教では当然の考え方

 ビジネス界では近年、「Win-Winの関係を目指そう」ということが、すっかり定着してきた感があります。利益が相反する相手とでも、「お互いにメリットのあるやり方を模索していきましょう」という姿勢です。

 その一つの表れとして、企業間で盛んに「コラボレーション」が行なわれるようになってきました。たとえば互いの得意とする技術を生かして新商品・新サービスを開発するとか、互いの顧客層を共有して新たな市場を開拓する、設備を共用してムダを省く、自社製品にブランドのデザインを組み合わせるなど、さまざまな方向で協業が実現しています。

 これらは新しい考え方のようですが、仏教ではじつは古くからこの「Win-Winの関係」を築くことが、当たり前のように実践されてきました。

 そのキーワードが「利他」――。

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