米カリフォルニア州ホーソーンのテスラ・デザイン・スタジオで新製品を発表するイーロン・マスク最高経営責任者(2015年5月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米電気自動車(EV)メーカー大手テスラ(Tesla)が10日、時価総額でゼネラル・モーターズ(GM)を抜き、同国自動車メーカー1位に躍り出た。

 テスラ株は同日、投資銀行パイパー・ジャフレー(Piper Jaffray)が出した報告書で同社に肯定的な分析を提示したことを受けて急伸。グリニッジ標準時(GMT)午後5時20分(日本時間11日午前2時20分)ごろには3.0%増の311ドル74セントとなり、時価総額は514億3000万ドル(約5兆7000億円)と、GMを10億ドル(約1110億円)以上上回った。

 ただこの快挙は株価評価のみに関わるもので、売上高と現実界での業績に関しては全く異なる構図となる。テスラの昨年の販売台数は8万4000台で、売上高は70億ドル(約7770億円)。これに対しGMは、販売台数は1000万台、売上高は1660億ドル(約18兆4200億円)を上げている。

 だが、電気自動車や自動運転の普及が進む中、シリコンバレー(Silicon Valley)は将来的に少なくともデトロイト(Detroit)に比肩する自動車業界のキープレイヤーに成長し得ると予想されており、テスラは金融証券市場で広まる同社の高い将来性への期待から恩恵を受けている。
【翻訳編集】AFPBB News