ニュージーランドの首相がFacebookにドヤ顔で投稿したピザの写真が、賛否両論の議論を巻き起こした。

ドヤ顔でお手製ピザ自慢をするNZ首相

ニュージーランドのビル・イングリッシュ首相が4月4日にFacebookに投稿した写真が、SNSユーザーをざわつかせた。

「昨晩、家族にディナーを作りました。ピザの上に缶入りスパゲティを乗せるのが『アリ』だと思う人はいいねを!」とのコメントと共に、同首相はお手製のピザの写真とドヤ顔の自撮り写真を投稿したのだ。


缶入りスパゲティとは、トマト・ソースに浸された太くて短いスパゲティが入った缶詰だ。ソースを吸っているためか、パスタはぶよぶよで歯ごたえはない。国によって金額は異なるだろうがかなり安価で、例えば英国のオンライン・スーパーでは400グラムが約70円程度から売られている。

国が真っ二つに

イングリッシュ首相のピザの投稿には4月10日時点で、1万件の「いいね」と2000件以上のコメントがつき、600回以上シェアされた他、ツイッターでも話題になった。

Facebookでは、「こんなの投稿するなんて信じられない。ピザ通を気取るわけじゃないけど、人生で一度くらい本物のピザを食べてみたことあるんだよね?」という反対意見や、「あなたの政策は支持しないけど、ピザにスパゲティなら支持できる」などの賛成意見が次々と書き込まれ、意見は真っ二つに分かれた。中には、「ビル、申し訳ないけど、ピザにスパゲティを乗せるような人は、我が国を治めるに適さない。選挙の時は私の票をあてにしないで」や、「次回の選挙では(最大野党の)労働党に投票しようかな」など、家族のために作ったピザが、今年9月に予定されている総選挙にまで影響しそうな勢いだ。

さらに、「あなたの政策は全て支持するし、缶入りスパゲティをピザに乗せるのも賛成だけど、ピザにパイナップルっていう政策は支持できない」と、パイナップルに反応する声もあった。

ピザの具としてパイナップルが「アリ」か「ナシ」かは、今年2月にアイスランドのヨハンネソン大統領が「ピザの具としてパイナップルの使用を禁じたい」と発言して、論争を引き起こしたばかりだ。

松丸さとみ