By Global Panorama

コンシューマー・レポートに並ぶ知名度を持つ市場調査会社J.D. Powerが、タブレットメーカー7社の顧客満足度調査ランキング2017年版を発表しました。このランキングは、実際に各社のタブレットを使っているユーザーの評価を調査したもので、Microsoftのsurfaceが、AppleのiPadを差し置いてトップに輝くという結果になっています。

2017 Tablet Satisfaction Study | J.D. Power

http://www.jdpower.com/ratings/study/Tablet-Satisfaction-Study/2001ENG

J.D. Power 2017 U.S. Tablet Satisfaction Study | J.D. Power

http://www.jdpower.com/press-releases/jd-power-2017-us-tablet-satisfaction-study

「J.D. Power 2017 U.S. Tablet Satisfaction Study(J.D. Power 2017年版タブレット顧客調査)」では、実際に各メーカーのタブレットを使っている855人のユーザーから、設定された項目の満足度を調査し、ランキング形式で各社のタブレットの顧客満足度が調査されています。ユーザーは「全体的な満足度」「コスト」「使いやすさ」「パフォーマンス」「スタイルとデザイン」「機能性」の6つの項目から、それぞれ1000点満点で評価を下しています。



2017年版タブレット顧客調査では、Microsoft、Apple、Samsung、LG、Amazon、Acer、Asusの7社が調査されました。総合最高得点を記録したのはMicrosoftのSurfaceで、2位がApple、3位にSamsungが続いています。1位に輝いたSurfaceは「全体的な満足度」「スタイルとデザイン」「機能性」という3つの項目で最高評価を獲得。各項目を細かく分類すると、「機能性」の項目では「プリインストールされているアプリ」「インターネット接続」「メーカー純正アクセサリーの入手しやすさ」という3つの点が、ほかのメーカーより高く評価されたようです。



さらにSurfaceは「アクセサリーの使用率」でも最高評価を獲得しており、「スタイラスペン」は平均27%に対して48%、「物理キーボード」は平均14%に対して51%、マウスが平均6%に対して27%と、いずれも平均値より高いスコアを記録。ユーザーはSurfaceのデバイスとしての汎用性の高さに満足していることがわかります。さらにSurfaceは「入出力接続の種類」「内部ストレージ量」でも高評価を得ています。また、「スタイルとデザイン」の項目では、「タブレットのサイズ」「構成素材のクオリティ」「タブレットデザインの魅力」が高く評価され、電源や音量操作などのボタン類の配置に定評を得ている模様。



この結果についてJ.D. Powerは、Surfaceは登場から期間を経ていないデバイスであるため、ユーザーはまだ「アーリーアダプター」のような分野に含まれるといいます。半数以上のユーザーがSurfaceを「まずまず問題ない」「とても良い」と答えているのですが、これはアーリーアダプターからの評価は高くなる傾向にあることも関係しているとのこと。

もうひとつの要因としては、Surfaceユーザーの年齢層がほかのメーカーに比べて若いことが挙げられています。Surfaceユーザーはデバイスと仕事の生産性との関連を「非常に重要」と捉えており、各項目の重要性は「インターネットブラウジング」では平均75%に対して90%、「メール」は平均61%に対して76%、「文書処理」は平均30%に対して63%、「モバイル決済/バンキング」は平均40%に対して53%となっていました。