【MotoGP2017】第2戦アルゼンチンGP ワークス勢が相次いでリタイアという波乱のレースで、ヤマハのM・ヴィニャーレスが2連勝!

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MotoGPの第2戦となるアルゼンチンGPは、M・ヴィニャーレス(Movistar Yamaha MotoGP)が開幕戦に引き続き2勝目をあげ、V・ロッシ(Movistar Yamaha MotoGP)と共にMovistar Yamaha MotoGPチームが今季2度目となるダブル表彰台を獲得した。

予選は、不安定な天候の中で行われ、午前中に行われたFP3はドライからウエットへ、午後のFP4はフルウエット、そして、Q1とQ2はハーフウエットと、目まぐるしくコースコンディションが変化した。ポールポジションはM・マルケス(Repsol Honda Team)が獲得したが、2番手にはK・アブラハム(Pull&Bear Aspar Team)、3位にはC・クラッチロー(LCT Honda)、4位にはD・ペトルッチ(OCTO Pramac Racing)といういつもとは違う顔ぶれがフロントローに並んだ。

前日の雨は上がり、決勝はドライコンディションで行われたが、終日、雲の多い天候で最高気温は19℃。タイヤの選択が難しいレースとなり、23台が出場し、完走が16台という厳しい戦いとなった。

今季初のポールポジションから好スタートを切った、M・マルケス(Repsol Honda Team)は、3周目まで後続を引き離す走りでトップを走行。しかし、4周目の2コーナーで痛恨の転倒を喫しリタイア。チームメートのD・ペドロサ(Repsol Honda Team)も、予選5番手から4番手を走行していた14周目の2コーナーで転倒し、リタイアに終わった。尚、Repsol Honda Teamの両選手がリタイアするのは、2014年のオーストラリアGP以来、3年ぶり。

M・ビニャーレスは6番手から絶好のスタートを切って3番手に浮上。前を行くC・クラッチローにプレッシャーをかけながらチャンスをうかがい、3周目の第7コーナーでパス。その後、トップを走行中だったM・マルケスの転倒により、トップとなりレースをリードする展開となった。

V・ロッシはグリッド7番手からスタートし、第1コーナー進入でM・ビニャーレスに並んだが、その立ち上がりで6番手となるも、すぐさまD・ペドロサ、K・アブラハムをパス。4周目にマルケスの転倒により3番手に浮上。その後、ペースを上げ、レースウィーク中になかなか更新できなかった、1分40秒台の壁を破り、2位を走行中のクラッチローの背後に接近。残り7周の第5コーナーで、警告灯が点灯したためにプッシュできなかったというC・クラッチローを慎重に交わすと、その後も1分40秒台前半のハイペースをキープしながら2位でチェッカー。

結果、Movistar Yamaha MotoGP2016年のル・マン以来のヤマハ1-2フィニッシュを実現。

V・ロッシは、自己通算350回のグランプリを飾った。

Ducati MotoGPチームのJ・ロレンソは1周目のスタートの混乱にて、前を走る選手とフロントが接触し転倒リタイア、A・ドヴィツィオーゾは13周目に7番手を走行中、ワイドに膨らんだインに進入してきたA・エスパルガロ(Aprilia Racing Team Gresini)の転倒に巻き込まれ転倒リタイア。

また、今年から全クラスに参戦を果たしているKTMは、Moto2クラス参戦2戦目でM・オリベイラ(Red Bull KTM Ajo)が2位でチェッカーを受け、初表彰台を獲得。さらに、MotoGPクラスでは、P・エスパルガロが14位、B・スミス(共にRed Bull KTM Factory Racing)が15位と、初ポイントを獲得した。

次回は2週間後、アメリカはテキサス州オースティンのCircuit Of The Americasで開催される。

1位 M・ヴィニャーレス(Movistar Yamaha MotoGP)
「とてもいい仕事ができました。午前中にタイヤを決定し、そのフィーリングが最高だったんです。グリップ・レベルは終始、絶好調で自信を持って走ることができました。ミシュランの仕事ぶりも本当に素晴らしかったです。まるで夢のようです。チームのみんなにお礼を言わなければなりません。すべては彼らの素晴らしい仕事のおかげです。これからもこの調子でがんばります」