Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は7日、テクノロジー企業で男女の不均衡問題が解決されなければ、アメリカのテクノロジー業界に悪影響を及ぼしかねないとの強いメッセージを発しました。

不均衡が続くようなら未来はない

テクノロジー業界は職業柄上、男性の比率が他業種に比べて高いのが現状です。それはAppleも例外ではなく、技術関係のスタッフとして働いている女性の割合は23%に留まっています。
 
こうした実情を受けて、ティム・クックCEOはインタビューで4日、「科学、テクノロジー、エンジニア、数学(STEM)といった分野の職業ではジェンダーの不均衡によって歪められている」と強い口調で男性が特定の分野で優位にある問題を訴えかけました。「もし、このままSTEM(科学・技術・工学・数学)分野で女性の存在感が低いならば、イノベーションの多くがアメリカで生まれることはないだろう」

Appleも女性従業員の比率は伸び悩んでいる

ティム・クックCEOの問題意識は、Apple自体にも向けられていることは明らかでしょう。2015年にAppleの女性従業員の比率は31%でしたが、2年が経とうとしている現在にあっても、その比率は依然として32%に留まっています。
 
また、役職が重くなればなるほど女性の比率は下がっていき、107名の役員のうち、女性は20名に過ぎません(そのうち15名が白人)。こうした実情は最近も、同社の株主から「多様性に欠けている」として批判を浴びたばかりです。
 
 
Source:Business Insider
(kihachi)