ティム・ピゴット=スミス

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『ダウントン・アビー』のサー・フィリップ・タペセル役や『Vフォー・ヴェンデッタ』のクリーディー役などで知られるイギリス出身の俳優、ティム・ピゴット=スミスが4月7日(金)に70歳で急死した。英BBCなど各メディアが報じている。

ティムのエージェントは、「非常に残念なことをお伝えしなければなりません。ティムが今朝帰らぬ人となりました」と明らかにした。「仕事仲間だけでなく、多くの人に愛され、称えられてきたティムは、紳士として、真の友人として我々の記憶にいつまでも残ることでしょう」とコメント。そして、残されたティムの家族である女優のパメラ・マイルズ(『ワンダとダイヤと優しい奴ら』)と息子のトムについて配慮を求めた。

ティムは、4月10日(月)にロンドン郊外の劇場で初日を迎えるアーサー・ミラーの戯曲『セールスマンの死』の舞台で主演を務める予定だった。ところが、ティムの相手役を演じる予定であった妻のパメラがリハーサル中に骨折するアクシデントに見舞われたため、先週急きょ降板。その後新たなキャストが決まり、延期して開演する予定だったが、今度はパメラの夫であるティムが突然亡くなってしまうという悲報に見舞われた。

ティムは、2016年の『チャールズ3世』で同役を好演。イギリス・ローレンス・オリヴィエ賞とアメリカ・トニー賞で演劇部門主演男優にノミネートされた。『ドクター・フー』や『007/慰めの報酬』など多くの作品に出演し、今後も数多くの作品に出演する予定がすでに決まっていたティムの突然の訃報に驚くファンや業界人が多い。

ケヴィン・スペイシー(『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)は「今日、素晴らしい俳優が舞台を去った。俳優というよりは、私の知る中で最も思いやりがあり、素晴らしい人間、友人だった。ティム・ピゴット=スミス、安らかに眠れ」と哀悼の意をツイートしている。

ティムのご冥福を心よりお祈りいたします。(海外ドラマNAVI)