【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の韓国首席代表を務める金ホン均(キム・ホンギュン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長が10日午後、中国首席代表の武大偉朝鮮半島問題特別代表とソウルの外交部庁舎で会談した。
 北朝鮮核問題への対応を巡り、韓国は制裁と圧力を、中国は対話を重視していることに加え、両国は米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備問題についても立場に隔たりがあり、双方の溝をどこまで埋めることができるか注目される。
 武氏は先ごろ行われた米中首脳会談での北朝鮮核問題に関する協議の内容や、THAAD問題に対する中国側の立場、中国が把握している北朝鮮の動向などについて説明したとみられる。
 特に米中首脳会談が始まった6日夜(日本時間7日午前)に米軍がシリア攻撃を行ったことや、米原子力空母のカール・ビンソンを朝鮮半島に移動させたことなどで、中国が北朝鮮核問題を解決しない場合は米国が乗り出すことをトランプ大統領が示唆したことに対し、中国側がどう対応するか注目される。
 また両者は北朝鮮が故金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念日(15日)や、最高人民会議(11日)などに合わせて核実験のような挑発を行う可能性に注目し、挑発が行われた際の対応策などについても意見交換したとみられる。
 武氏は金氏との会談に先立ち、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官を表敬訪問した。
yugiri@yna.co.kr