アジアとの共催試合で結果を残し、今週はいよいよ国内開幕戦へ(撮影:小路友博)

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1月に開催された「SMBCシンガポールオープン」で6位タイ、続く「レオパレス21ミャンマーオープン」で9位タイと2戦連続でトップ10フィニッシュ。現在賞金ランクでは日本勢最高位、しかも4月頭に開催された2部チャレンジツアーの開幕戦「Novil Cup」では優勝した20歳の新鋭・星野陸也。若手の最注目株が来週から開催される男子ツアーの国内開幕戦に向けての抱負を語った。

・運にも助けられたプロ初勝利
「Novil Cup」では最終日に“65”をマーク。1番パー5でティショットはフェアウェイに行ったが、ボールに泥がつくアクシデントがあった。「ボールは直角に左に曲がりました」とOB方向に一直線だったが「木に当たってボールが戻ってきたんです」。
この幸運でリズムにのると、首位と2打差であることを確認した16番パー5では「イーグルを獲らないと」とドライバーを強振。約330ヤードをかっ飛ばすと、残り約168ヤードを7番アイアンで楽々2オン。5メートルとつけて「打った瞬間は弱いかなと思ったのですが」狙い通りのイーグルを奪取。そして18番では約10メートルを「少し弱いかなと思ったのですが」、見事にねじ込みバーディ締め。他の選手を退けプロ初の栄冠を手にした。
国内開幕戦開催週の月曜日には、愛知県名古屋市の百貨店で国内開幕の記念イベントに宮里優作選手会長らと出演することが決まっている。チャレンジでの優勝も合わせ、その注目度は日に日に高まっていく一方だ。しかし、本人は「注目していただけるのはありがたいと思っています。自信を持って、自分らしさを出していきたい。(開幕戦も)試合になってみないと分からない」とこれまでの勢いがありながらも、浮ついた感じはまったくない。
・ティショットが真っ直ぐいけば、スコアは崩さない
星野が結果を出す上で重要なポイントに挙げるのが「ティショット」だという。「悩まずに真っ直ぐいくようにしたいです。ティショットが良ければスコアをそこまで崩さないと思うので。自分の調子はティショットに出るんです」。ティショットは主にドライバーか3番ウッドを使用。調子によりどちらを多用するかをラウンド毎に決めているという。
・とにかくゴルフが楽しくて仕方がない
今季、ツアーで結果がでているのは「慣れてきたからだと思います」。ツアーの雰囲気、アマチュアの試合にはない硬い高速グリーンにも慣れてきた。またゴルフを心から楽しむこともできている。「シンガポール、ミャンマーでは景色に圧倒されて楽しさが倍増しましたよ(笑)。すげえ!みたいな」、海と隣接するシンガポール、アジアらしい雰囲気のミャンマーを心行くまで楽しみ結果も残してきた。
今季の目標は「レギュラーツアーでも勝ちたい」。年初の目標だったシード権確保よりも目標を上方修正。試合での緊張はだいぶなくなったが、月曜のイベント、客前で話すのは「初めてなんです。すっごく緊張すると思う」と若手らしい初々しい一面もみせた。「でも、ゴルフのことや楽しいことを考えると不思議とほぐれるんです」。とにかくゴルフが大好きなことが言葉の端々から伝わる20歳の若者。素顔で話せばイベントもきっと、大丈夫。

Profile
星野陸也/ほしのりくや 1996年5月12日、茨城県生まれ。身長186センチ、体重70キロ。趣味は卓球、スポーツ全般。得意クラブはドライバー。茨城のゴルフの名門校、水城高校卒業。家族は両親、姉と妹。憧れのプロは石川遼。あだ名は“リッキー”。本人曰く、「遼さんが最初につけてくれたんですが、たまにしか呼ばれません(笑)。ほかのプロからはよく呼ばれます」とのこと。
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