8日、デビューから約50年活躍した583系寝台列車がラストランを迎え、引退した。従来の寝台特急は近年次々と姿を消し、その代わりに超豪華なクルーズ寝台列車が発表されている。寝台列車での旅は、今やすっかりぜいたく品となってしまった。(イメージ写真提供:123RF)

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 8日、デビューから約50年活躍した583系寝台列車がラストランを迎え、引退した。従来の寝台特急は近年次々と姿を消し、その代わりに超豪華なクルーズ寝台列車が発表されている。寝台列車での旅は、今やすっかりぜいたく品となってしまった。

 中国メディア・今日頭条は8日、「日本の豪華な旅行列車」として寝台特急「サンライズ」を紹介する記事を掲載した。記事は「日本の鉄道は早い時期に発展し、寝台列車はすでに交通ツールから旅行ツールへと進化を遂げた」とし、「サンライズ」の設備について紹介している。

 記事は「サンライズ」には2段ベッド型の寝台車両のほかに個室の寝室もあり、調光可能な照明や浴衣、スリッパ、さらにはアメニティグッズがされているとした。また、車内にはトイレや飲食品の自動販売機のほかに、コイン式のシャワーまで備え付けられていると説明。「ホテルを列車に移植して、乗客にもっとも快適な列車の旅を楽しんでもらおうとしている」と評した。

 ネットユーザーからは「乗客のためというところから着想し、細かい部分から手を入れる点について、われわれの高速鉄道も学ぶべきだ」、「日本は鉄道文化が発展し、鉄道ファンも多い。こういった列車はファンのために運行しているのだ。かたや中国では駅の中で写真を撮ろうとすれば派出所に連れて行かれる。鉄道文化など言わずもがなだ」といったコメントが寄せられた。

 列車の高速化を追い求め、高速鉄道が華やかなりし昨今の中国の鉄道事情だが、今もなお夜行列車が多数残っているのは少々羨ましい。今後中国でも夜行列車は消えていく運命が待っていることだろうが、できるだけ長く残して欲しいとも思う。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)