7日、韓国の朴槿恵前大統領の疑惑に関連し、贈賄罪などで起訴されたサムスン電子副会長・李在鎔被告のソウル拘置所内での生活が、韓国で話題になっている。資料写真。

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2017年4月7日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領の疑惑に関連し、贈賄罪などで起訴されたサムスン電子副会長・李在鎔(イ・ジェヨン)被告のソウル拘置所内での生活が、韓国で話題になっている。韓国・ヘラルド経済などが伝えた。

李被告は、拘置所内での食事や運動はもちろんのこと、生活に乱れがなく、模範囚として通っている。1食1440ウォン(約140円)の食事は残さずきれいに食べ、1日45分の運動時間には休むことなく走って体力管理に励んでいるという。また、6.56平方メートルの独房内にある本や寝具類はしっかり整理整頓され、食事中には毎日配達される新聞を読み、それ以外の時間は読書をして過ごしているようだ。

李被告の気さくな姿勢や態度は、逮捕前、特別検察チームの取り調べを受ける際にも話題になっていた。サムスングループの事実上のトップで財界最高の実力者と言われる李被告が、一人の人間として真面目に収監生活に臨んでいることが分かるや、世間では「李在鎔の再発見」という言葉も登場しているという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「御曹司だから誤解されやすいが、サムスンオーナーという地位は莫大(ばくだい)な量の業務報告を受け、巨額のやりとりを決定する人。並大抵の精神ではやっていけない」「彼の父親は人格教育にも力を入れていたという。祖父の代から続く企業をしっかり引き継ごうとする責任感も強いはず」「行動にも品位があるし、メンタルもすごい人みたいだね」と感心するコメントがある一方で、「これまで金勘定に忙しくて休めなかっただろうし、庶民遊びのいい機会だから楽しんでるんでしょ」「模範囚じゃなく経営トップの模範になってください」「内心ではどれだけ我慢してることだろう。ブラックじゃなく明るいグループ経営をお願いします」と皮肉を込めたコメントも寄せられている。

中には、「おいおい、サムスンの広告かよ」「マスコミを使うのはやめろ」とサムスン側の「働き掛け」を疑ったり、「これまでも財閥2・3世にはトラブルが多かったけど、サムスンは教育がしっかりしてるようだ。まあ、大企業や財閥の勢いがある韓国でよかったね」と韓国社会を冷静に分析したりするユーザーもいた。(翻訳・編集/松村)