『SWAN SONG』(監督:落合賢) ©2017 CINEMA FIGHTERS

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EXILE TRIBEと『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア』のコラボレーション企画『シネマファイターズ』の全作品が発表された。

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『シネマファイターズ』はLDH関連のアーティストの楽曲を使用した6作品を製作し、EXILEや三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEらの作詞を手掛ける小竹正人の世界観を音楽を映像によって具現化するプロジェクト。これまでに三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの楽曲“Unfair World”の世界観を河瀬直美監督が映像化し、山田孝之、石井杏奈(E-girls)が出演する『パラレルワールド』の製作が明らかになっていた。

今回の発表では残り5作品のラインナップが公開。EXILE AKIRA(EXILE)が主演し、Flower“白雪姫”を映像化する『キモチラボの解法』や、E-girls“Mr.Snowman”をもとにした萩原健太郎監督作『Snowman』、Dream Amiと鹿賀丈史が共演し、Dream Ami“ドレスを脱いだシンデレラ”を映像化する『色のない洋服店』、三代目 J Soul Brothers“花火”をもとにした作品で、町田啓太(劇団EXILE)が出演する『終着の場所』、岩田剛典(三代目J Soul Brothers、EXILE)、桜庭ななみをキャストに迎え、EXILE“Heavenly White”を映像化する落合賢監督作『SWAN SONG』の製作が発表された。

各作品は、6月1日に『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2017』のオープニング作品としてプレミア上映。会期中、各会場でも上映される。

■EXILE AKIRAのコメント
短い時間の中でストーリーが展開するので、監督やキャラクターの人物像など、それぞれのカラーが出やすいことや、説明の描写を多く描かなくても五感をフルにはたらかせて楽しめるところがショートフィルムの魅力かと思います。小竹正人さんが作詞を手掛けた「白雪姫」(Flower)という切なさや恋愛をストレートに感じられる素敵な楽曲とA.T.監督が描く作品の化学反応にご期待ください。

■岩田剛典のコメント
初挑戦となるショートフィルムの撮影でしたが、短い時間の中でストーリーが完結するところがショートフィルムの魅力だと思います。『スワンソング』は、荒廃した近未来がテーマで地球が終わってしまう直前のラブストーリーを描いた作品ですが、その中で恋愛感情を抱き、そこから支えあっていくさまが表現された作品になりました。1カット1カットが命のようなもので、それを積み重ねていく作業を続けた3日間の撮影はタイトなスケジュールだったけれど濃厚で充実していました。

■Dream Amiのコメント
「ドレスを脱いだシンデレラ」がこんなふうに表現されるとは想像していなかったので、びっくりしました。曲自体は恋心を歌っているのですが、今回のこの作品はもっと根本にあるもの、生きていく上でずっと課題になる問題をテーマにしています。この歌がこんなに大きな意味を持つとは、驚きと新たな発見で嬉しかったです。撮影は、自分の知らなかった自分に出会う事の出来た三日間でした。短い分数のなかに、大切なことがギュッと込められていて、短時間で全てを把握できる、ショートフィルムに魅力を感じました。

■A.T.監督のコメント
楽曲「白雪姫」で描かれているヒロインは、見慣れている美しくきらびやかな世界ではありません。凍てつく寒さの中で大輪を咲かせようと、耐え忍び時を待つという新しい見え方。
「つぼみ」→「開花」を感情の起爆に置き換え、現代人が不得意とするFace to faceのコミュニケーションの根幹を描きたいと考えました。人と人とが最も幸福に感じる瞬間、行為とは......答えは作品にあります。

■萩原健太郎監督のコメント
曲の歌詞は素敵だと思うのだけど、まるで自分とは程遠い別の世界の話のように思えていました。僕の中でリアリティが伴わないんです。本当の世界はもっと苦しく、痛みで満ち溢れているのに。
それなら歌詞のその裏を描く事で、Snowmanはより輝きを増すのではないか。苦しみがあるから人は輝き、物語は始まる。痛みがあるから想いは降り積もり、Snowmanは出来上がるのだから。

■齋藤俊道監督のコメント
『ドレスを脱いだシンデレラ』の歌詞を起点として、そこからいかに発想を膨らませ、魅力的な物語に仕上げるか、というのがこの企画の難しいところでもあり、面白いところでもありました。
結果的に、自分にとって新しいコンセプトやスタイルに到達することができたと思います。
この映画が、一人でも多くの人に前向きな力を与えられるよう願っています。

■常盤司郎監督のコメント
花火を見上げる自分を想像するとき、打ち上がっている花火よりその隣にいる誰かを想像してしまう事がある。この楽曲を聴いた
ときにも、そんな感覚が湧きあがり、同時に男女の恋愛に真正面から向き合ってみたくなった。こうして生まれた物語は登場人物たちを自分自身さえ想像していなかった“終着の場所”へ向かわせることになった。そういえば、花火を見終えた後の何ともいえない寂しさは、映画づくりとどこか似てるな...とクランクアップの日に、ふと思った。

■落合賢監督のコメント
「会えないかもしれない理想のヒト」を追い求め続けるべきか、それとも「欠点も多いが側にいてくれる現実のヒト」と一緒に歩んで行くべきか?そんな疑問を問いかける映画にしたい、というインスピレーションを「Heavenly White」の歌詞から受け、メロディーから、氷河期に襲われた東京が脳裏に浮かび上がった。
世界の終わり、あなたなら誰と過ごしますか?