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アメリカ軍が先週(2017年4月6日=米国時間)、突然シリア軍基地に巡航ミサイル59発を撃ち込んだ。「攻撃までの68時間を追うと、トランプ大統領の本気度が見えてきます」と、キャスターの菊川怜が切り出した。トランプ大統領はシリアのアサド政権が反体制派に化学兵器を使い、毒ガスが子どもたちにまでまかれたとの報告に激怒。空爆を米中首脳の夕食会の席上で初めて習近平主席に伝えるという異例の展開となった。

トランプ大統領は就任前にはシリア介入に否定的だった。しかし、サリンなどの毒ガスによってひん死の子どもたちが横たわる映像に強い衝撃を受けたという。「人々を侮辱している。おぞましい」と語り、ただちにNSC国家安全保障会議を招集した。その翌日、米中会談が行われるフロリダに飛ぶ専用機に機内で、トランプ大統領は「何かが起こるだろう」と示唆していた。

首脳会談の夕食会も終盤にさしかかりデザートの最中に、トランプ大統領は習主席に「子どもや女性が殺されたために攻撃した」ことを話しかけ、習主席は「子どもが殺されたのならば仕方ない対応です」とこたえたという。

北朝鮮は猛反発

トランプ大統領は「米国が正義側にいる限り、最後は勝利する」と強調する。過敏に反応したのは北朝鮮で、朝鮮中央テレビは「容認できない。警告とされているが、驚く我々ではない」と猛反発した。共同通信編集委員の磐村和哉氏は「北朝鮮は核開発をますます進めるだろう。シリアは核を持っていないからやられたとの論理になってしまう」と指摘する。

ニュースデスクの笠井信輔「(空爆の評価は)すごい、危ないの二つに分かれると思う。あの子どもたちの痛ましい映像に、トランプ大統領は止めなければいけないということだったのだろう」

トランプ大統領は追加の攻撃もあり得るとの書簡を米議会に送ったそうだ。

司会の小倉智昭「どうなるんだろうと不安になります」