By Jon Sullivan

アメリカ・テキサス州のダラスに設置されている緊急警報サイレンが何者かによってハッキングされ、土曜の午前0時30分から1時20分まで、市内のいたるところで156個のサイレンが鳴り響くという事件が発生していたことがわかりました。

Hacking blamed for emergency sirens blaring across Dallas early Saturday | Dallas | Dallas News

https://www.dallasnews.com/news/dallas/2017/04/08/emergency-sirens-blare-across-dallas-county-despite-clear-weather



ダラス市によると、深夜未明に市内156カ所で鳴り響いた警報は、緊急事態を知らせるものではなく、外部の何者かによる犯行であると発表されています。犯人を突き止めるのは「干し草の山の中のから1本の針を探すようなもの」としていますが、ダラス市は、原因および警報システムの脆弱性を調査中とのことです。



緊急警報が鳴り始めたのは現地時間の2017年4月8日(土)の0時30分ごろで、消防隊員らが問題の解決に当たりましたが、警報は約1時間近く鳴り続けたそうです。突如としてあちこちで警報が鳴り始めたことから、事件発生から午前3時までの間に4400回もの911通報が入電しています。これはふだん23時〜翌7時にある911通報の平均回数の2倍以上であり、市内はパニックに陥っていたことがうかがえます。ダラス市はTwitterで「警報はシステムの誤作動なので、911に通報しないでください」と呼びかけましたが、0時15分ごろは911回線が6分待ちになるほどだったようです。





ダラス市はアメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁と連携し、同エリアの携帯電話へ緊急速報メッセージを送信する機能を緊急警報システムに追加する予定。また、連邦通信委員会にセキュリティ侵害に対処できる人物のあっせんを依頼するなど、ダラス市は再発防止に努めています。