メジャー初制覇を飾ったセルヒオ・ガルシア(スペイン)【写真:Getty Images】

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「敗者の道を見つけ出していた男」を称賛「チャンスをフイにする代わりに底力を発揮した」

 米男子ゴルフのメジャー初戦、マスターズは9日(日本時間10日)、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGCで最終ラウンドが行われ、首位タイでスタートしたセルヒオ・ガルシア(スペイン)が「68」でスコアを4つ伸ばし、通算10アンダーで並んだジャスティン・ローズ(イギリス)とのプレーオフを制し、初優勝。通算74戦目にして果たしたメジャー初制覇を、米全国紙「USAトゥデー」も速報。「愛すべき敗者がマスターズで勝利した」と伝えている。

「セルヒオ・ガルシアがマスターズで遂に底力を発揮し、初のメジャー優勝」との見出しで伝えた記事は、74度目の挑戦にして悲願を成就させたメジャー初制覇を驚きをもって伝えている。

「彼が勝ったことは、未だに信じがたい。しかし、確かに彼は成し遂げたのだ」と記述。さらに、これまでメジャー大会で苦杯をなめてきたキャリアを振り返り、「37歳のガルシア、敗北への道を見つけ出していた男、18年のキャリアにおける73戦で優勝を飾ったことのない愛すべき敗者が、マスターズで勝利したのだ」と表現している。

「疑いようもなく、勝利は目前に迫っていた。そして初めて、セルヒオは無駄にしなかった。チャンスをフイにする代わりに、セルヒオは底力を発揮した」と大一番で見せた勝負強さを称賛。この日、冴えわたったショットについて「ローズとのプレーオフにたどり着くまで、誰もが予想しないショットを放った。恐らく彼自身も予期しなかったショットを」と述べている。

 最後はプレーオフ1ホール目でガルシアがバーディを沈め、決着させた。「ガルシアは世界中の重圧を受け、最終ホールを戦っていた。彼はバーディーを決め、マスターズ優勝を果たした。本当に実現したのだ」と記述。37歳のスペイン人が遂に果たしたメジャー制覇は、米メディアにとっても話題性十分だったようだ。