ドン・リックルズさん 写真:AP/アフロ

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 米コメディアンのドン・リックルズさんが4月6日(現地時間)、米ロサンゼルスの自宅で腎不全のため死去したと代理人が認めた。90歳だった。

 米ニューヨーク生まれ。クラブでのスタンダップコメディからキャリアをスタートさせた。1958年に製作された「深く静かに潜航せよ」で銀幕デビューを果たし、70年の「戦略大作戦」、95年の「カジノ」などに出演。95年からスタートした大ヒットアニメ映画「トイ・ストーリー」シリーズで、ミスター・ポテトヘッドの声を担当していたことでも知られる。

 「カジノ」の監督を務め、リックルズさんとは長年の友人であったマーティン・スコセッシは、エンターテインメント・ウィークリー誌に「ドン・リックルズは偉大で伝説だった」「『カジノ』で彼と仕事ができたことを光栄に思います。彼はプロフェッショナルでした。セットでは毎日お腹がよじれるほど笑わせてくれました」「ドンという人を体験し、彼のマインドに波長を合わせることで、彼のコメディが進化していくのを目撃しました。それは素晴らしいジャズミュージシャンの嘆きのようでした。コメディをアートにしたのです」「かけがえのない人です。皆にとても愛されていました。彼を失い、非常に悲しく思っています」と追悼文を寄稿した。

 第89回アカデミー賞の司会を務め、自身がホストを務めるトーク番組でリックルズさんと共演経験のあるジミー・キンメルは、自身のTwitterに「ドン・リックルズに90年の人生じゃ足りません。私が知るなかで、もっとも親切で愉快な方。もうあなたが恋しいです」と投稿。ほかにも「トイ・ストーリー」シリーズでバズ・ライトイヤーの声を担当しているティム・アレンや俳優のビリー・クリスタル、ジム・キャリー、ジョージ・タケイ、「フラーハウス」のダニー役で知られるボブ・サゲット、人気司会者のラリー・キングらが追悼のコメントを発表している。