3月15日、釜山基地に入港したカール・ビンソン=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】米海軍の原子力空母カール・ビンソンが朝鮮半島近海に展開されることについて、韓国国防部の文尚均(ムン・サンギュン)報道官は10日の定例会見で、「(米国が)朝鮮半島状況の厳しさを認識したものと評価している」として、「北の戦略的な挑発、特に核実験やミサイル発射の可能性が高まっていることを踏まえ、万端の対応態勢を備えている」と述べた。

 カール・ビンソンの展開により、朝鮮半島の緊張が高まる可能性に関しては、「金日成(キム・イルソン)生誕記念日(15日)や朝鮮人民軍の創建日(25日)など、いろいろな政治日程があることや、北の追加の核実験、ミサイル発射など、戦略的な挑発が可能ということを念頭に置き、万全の態勢を取っている」と強調した。
 カール・ビンソンの展開について、韓国軍に事前に通知があったかどうかについては、「韓米間で連携している」と説明。訓練計画に関しては「具体的な訓練内容は話せない」と述べた。
 カール・ビンソンは韓国で3月に始まった韓米両軍の合同野外機動訓練「フォールイーグル」に投入された。今月初め、シンガポールに入港し、オーストラリアに向かう計画だったが、予定を変更し朝鮮半島に向かっている。
 カール・ビンソンが1カ月足らずで朝鮮半島に再び展開されることで、北朝鮮が核実験などで「レッドライン(越えてはならない一線)」を越える場合、米国が軍事的対応を取る可能性があるとの見方が出ている。
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