笑顔でグリーンジャケットに袖を通すガルシア

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<マスターズ 最終日◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC(7,435ヤード・パー72)>
“神の子”セルヒオ・ガルシアがついにメジャー大会を制した。2011年に他界したセベ・バレステロス、大会2勝のホセマリア・オラサバルに続いて、スペイン人として3人目のマスターズ覇者の誕生だ。マスターズ初出場はアマチュアとして出場した1999年。当時19歳だった少年も、37歳になった。19回目のマスターズで初優勝。74回目のメジャー大会で勝利。待ちに待った栄冠をついに手にした。
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99年の初出場時。「小さい頃からボクのアイドルだった」というバレステロスとオラサバルと練習ラウンドを行った。「ラウンドしたのは覚えているけど。正直なところ何を話したか覚えていない。ボクも年をとったからね(笑)。でも偉大な先輩の仲間入りができて素直にうれしい」。
17歳でプロの試合に優勝して一躍脚光を浴びたが、いつのまにかアラフォー世代。若い頃から気性が荒く、やんちゃなイメージが常につきまとった。酔った米国人ギャラリーから罵声を浴びせかけられるたびに、顔を赤くして怒りを表した。欧米ツアーでは合計21勝を積み重ねてきた男が、長かったメジャー初勝利までの期間をしみじみと振りかえった。
「これまでもチャンスはあった、負けたときには『もう勝てないのではないか』と思ったこともあった。でも今はポジティブに考えられるようになったし、何でも受け入れるようになった」。と正直な気持ちを吐露する。“最もメジャー初優勝に近い選手”といわれ続けてきたが、「そういわれることだけでもいい選手の証拠。悪くないと思った。今度はメジャー1勝しかできなかった最高の選手といわれるのかな? それも悪くないけどね」と、ジョークも忘れない。
「メジャーに勝てなかったとしても素晴らしい人生に変わりない、家族、友人の支えがあってここまできた。愛され、助けられてきた人生。長年夢見てきたメジャーに優勝できて、本当にドラマだね。しかもハッピーエンディングだよ(笑)」。
奇しくも最終日の4月9日はバレステロスが生きていたら60回目の誕生日だった。「今週に入ってセベのことは何回か頭をよぎったし、今日もセベのことを考えた」。マスターズ2勝を挙げた永遠のアイドルに少しだけ近づいた神の子。プレッシャーから解放されたガルシアのドラマは始まったばかりかもしれない。
【最終結果】
優勝:セルヒオ・ガルシア(-9)
2位:ジャスティン・ローズ(-9)
3位:チャール・シュワーツェル(-6)
4位T:マット・クーチャー(-5)
4位T:トーマス・ピータース(-5)
6位:ポール・ケーシー(-4)
7位T:ケビン・チャペル(-3)
7位T:ローリー・マキロイ(-3)
9位T:アダム・スコット(-2)
9位T:ライアン・ムーア(-2)
11位T:リッキー・ファウラー(-1)
11位T:松山英樹(-1)
11位T:ジョーダン・スピース(-1)他
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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