国家安全保障問題担当の大統領補佐官に指名したH・R・マクマスター氏(左)と握手するドナルド・トランプ米大統領。フロリダ州パームビーチで(2017年2月20日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】H・R・マクマスター(H.R. McMaster)米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は9日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が北朝鮮の核の脅威を取り除くため「あらゆる選択肢」を提示するよう指示したことを明らかにした。FOXニュース(Fox News)のインタビューで語った。

 朝鮮半島には現在、米海軍の原子力空母カール・ビンソン(USS Carl Vinson)を中心とする空母打撃群が向かっている。マクマスター氏は北朝鮮を挑発的な行動を繰り返すならず者国家と批判し、空母群の派遣は「慎重を期した」措置だと指摘した。

 同氏は「トランプ大統領と以前の大統領らはそれ(北朝鮮の核保有)は容認できないという認識、実現しなければならないのは朝鮮半島の非核化だという認識で一致している」と説明。その上で、トランプ氏が「あらゆる選択肢の準備を整えるよう」指示したと明らかにした。

 一方、レックス・ティラーソン(Rex Tillerson)国務長官は同日放送されたABCテレビのインタビューで、北朝鮮の核問題に関して米国は現在の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)体制の転換を図る意図はないと述べた。

 ティラーソン氏は、北朝鮮の後ろ盾である中国が北朝鮮にこれまで以上に影響力を行使することを期待する考えを示した。
【翻訳編集】AFPBB News