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新年度が始まり、会社やサークルの飲み会などが増えている頃ではないでしょうか。飲み会では、幹事が参加者からお金を現金で集め、代表としてクレジットカードで支払い、クレジットカードのポイントを大量ゲット――という事が可能になります。

しかし、最近では参加者もクレジットカードのポイントを獲得できる割り勘アプリが増えているのです。

paymo

2017年1月から開始した「paymo(ペイモ)」は、登録料・利用料が無料の割り勘アプリです。iOSとAndroid OSに対応しています。

割り勘アプリと聞くと、合計金額を人数で割るだけの電卓機能のようなものをイメージする方もいるかもしれませんが、paymoでは実際のお金のやり取りをアプリで行うことが可能です。

まず、アプリをダウンロードし、簡単な登録をしましょう。ホーム画面の「¥マーク」をクリックし、「支払う」を選択。支払う金額を入力して、クレジットカードを選択します。

支払い元となるクレジットカードを登録。登録可能なクレジットカードはVisaかMastercardとなりますが、クレジットカードだけでなくデビットカードやプリペイドカードも登録可能です。

コメントを入力し、「作成する」をタップ。支払う相手の選択画面が表示されますので、「LINEなどで直接URLを送る」をタップしましょう。LINEで利用者を選択して送ります。

これで、登録したクレジットカードからお金を送ることができました。もちろん、クレジットカードのポイントも獲得できますよ。

LINEでURLが送られてきた場合、受け取る方(幹事)がpaymoの利用者でなければpaymoのダウンロード画面が表示されます。ダウンロードしてユーザー登録するとpaymoでお金を受け取ることが可能です。受け取り時には受け取ったという証拠のためにレシートの撮影が必要です。

お金を受け取るといっても、電子的なお金が動くだけ。ではアカウントに登録されたお金はどのように使えば良いのでしょうか? 受け取ったお金は銀行口座を登録することで出金できます。ただし、手数料として200円かかります。

Kyash

こちらも2017年4月から開始した新しいサービスです。開始時点ではiOS版のみのため、対象者はpaymoより絞られます。

Kyashアプリをダウンロードし、簡単な登録をすると、Visaのカード番号が突然作成されます。あっという間にVisaカードが作成されますが、このままだと決済には使えません。

次に、クレジットカードを登録しましょう。「カードを追加」ボタンをタップして、クレジットカードを登録します。ただし、KyashもVisaかMastercardのみとなり、JCBやAmerican Expressなどは対象外。

それでは送金してみます。「+ボタン」をタップし、送金をタップ。ユーザーを選択しますが、今回はLINEでURLを送ってみましょう。送る金額を入力して、○○ボタンをタップ。確認画面でバーを上にスライドすると、送金が完了します。こちらも登録したクレジットカードから支払われるためクレジットカードのポイントを獲得可能です。

受け取った人(幹事)がLINEで送られてきたURLをクリックすると、Kyashユーザーの場合はKyashアプリが立ち上がり、Kyashをインストールしていない場合は、アプリのダウンロード画面に移動します。

Kyashを受取るとKyash残高として反映します。受け取ったお金はpaymoと違い、銀行への出金はできません。

出金できない代わりに、最初に表示されたVisaカードとして利用できるようになるということです。表示されているVisaカード番号を楽天市場やAmazon.co.jpなどのオンラインで利用することが可能です。

将来は、割り勘だけでなく、お年玉などもアプリ経由で送ることになるかもしれませんよ。これらのアプリは送るだけでなく、請求も可能。親戚のお子さんから請求URLが届くかもしれません。