腸内環境を整えてくれる乳酸菌。様々な研究が進み、免疫力アップやインフルエンザ予防、アレルギー症状の緩和、アトピー性皮膚炎の緩和、ダイエット、ピロリ菌の除菌などの効果があることもわかってきています。そんななか「シールド乳酸菌」入りの商品が爆発的に売れているのをご存知でしょうか。今回は気になる「シールド乳酸菌」についてご紹介します。

シールド乳酸菌ってどんな菌?

シールド乳酸菌は森永乳業が発見・開発した乳酸菌で、正式名称は「乳酸菌MCC1849株」といいます。モラック乳酸菌とも呼ばれ、盾(シールド)のように外部からの敵を防御することをイメージしてシールド乳酸菌M-1と名づけられました。ヒト由来(人間から発見された)乳酸菌で、ビフィズス菌など一般的な乳酸菌が生きて腸に届く生菌であるのに対し、シールド乳酸菌は加熱殺菌された死菌。死菌はバイオジェニックスとも呼ばれ、熱や酸などで壊れにくく安定して腸に届き、免疫細胞の活性化など様々な効果を発揮します。

病気や感染から体を守ってくれる

体の免疫細胞の60%は腸内にあるため、腸内環境を改善することは免疫力アップにつながります。加えてシールド乳酸菌には免疫細胞を活性化、インフルエンザの予防やウイルス減少・症状の抑制、呼吸器や腸管での感染防御といった効果があることが確認されているんです。もちろん、便秘の改善にも一役かってくれます。この冬「たべるマスク」というシールド乳酸菌タブレットが発売され爆発的に売れましたが、まさにマスクのように感染予防の効果が期待できるという意味を込めてのネーミングだそうです。

こんな食品にも含まれている!

加熱殺菌されているシールド乳酸菌は壊れにくく安定しており、生菌よりも少ない量で効果を発揮できるためタブレット以外にも色々な食品に配合されています。乳酸菌=酸っぱいというイメージがありますが、味への影響も抑えられているのでその商品は多岐にわたり、永谷園のお味噌汁をはじめ、吉野家のけんちん汁、フルッタフルッタのアサイー飲料、ベジタリアの野菜ジュース、サラダなど、シールド乳酸菌を導入した企業は100社を超えています。シールド乳酸菌は摂ったからすぐに免疫が高まるものではありません。摂る習慣を続けることでその効果がわかってくるのです。疲れたり、栄養不足だと免疫が落ちて病気にかかりやすくなってしまいますが、適度な休息と栄養満点の食事、シールド乳酸菌習慣で強い体を作りたいですね。


writer:しゃけごはん