中国系銀行の純利益も大幅に減少した(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国に進出している外資系銀行の昨年の利益が40%近く急減したことが10日、分かった。低金利により全般的に純利益が減少したためで、韓国からの撤退の動きも見られる。

 韓国金融監督院によると、外資系43行の昨年通期の当期純利益は6893億ウォン(約673億円)で、前年比39.1%減少した。2014年は16.6%伸びたが、翌年は3.6%増に鈍化し、昨年はマイナスとなった。
 中でも中国系銀行の純利益が大幅に減少した。中国系銀行は韓国から比較的低い金利で調達した資金を中国で運用して高い収益を得てきたが、中国の景気減速に伴い資金運用が難しくなった。
 また、昨年韓国から撤退した英バークレーズと米ゴールドマン・サックス、スイスのUBSはそろって純損失を計上した。
 昨年末時点で韓国に進出している外資系の金融機関は168社で、1年前に比べ2社増えた。米系が39社で最も多く、日系(21社)、英系(17社)、ドイツ系(15社)の順だ。このうち銀行は、昨年までの3年間で8行が進出、4行が撤退した。
 金融監督院は「一部の欧州系銀行が本社の構造調整と世界戦略に基づき撤退を推進する一方で、中国やインド、インドネシアなどアジアの銀行は貿易、企業向け金融、送金、外貨両替目的で相次ぎ進出している」と分析した。
mgk1202@yna.co.kr