今秋発表と噂のiOS 11は『iPhone 5』・『iPhone 5c』・第4世代iPadに対応せず、長年アップデートされていないアプリも動かなくなる可能性が高まっています。

著名な開発者が「iOS 11は32ビット非対応」とツイート

iOSの隠された機能・利用されていない機能を見つけて公表してきた@stroughtonsmith氏が、「iOS 11は32ビットに対応しない」という話を聞いたとツイートしました。

ただし、Appleの関係者から聞いた話なのかは不明です。

しかし、これまでにもiOS 11は32ビットに対応しないと考えられる情報が出てきていることから、その可能性は高まっていると考えられます。
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なぜiOS 11はiPhone 5/5c・古いアプリに非対応?

現在のiPhoneのプロセッサには32ビットと64ビットという2つの種類があります。

32ビットのみに対応しているのがiPhone 5/5c・第4世代iPadで、32ビットと64ビットの両方に対応しているのが『iPhone 5s』・『iPad Air』以降の機種です。

32ビットと64ビットの違いは1度に扱えるデータの量で、64ビットの方が多いです。そのために処理が高速化できるとされています。

iOS 11が32ビットに対応しないということは、iPhone 5/5c・第4世代iPadにも対応しないこと、そして32ビットのみに対応したアプリも使えなくなることを意味します。

iOS 11が32ビットに対応しない理由

32ビット版と64ビット版の両方を用意しなくて良いので、開発・サポートに要する時間・人材・資金を減らせます。

32ビットへの対応が必要なくなるので、iPhone・iPadのプロセッサを設計する際の自由度が上がるとも考えられています。

iPhone 7sやiPhone 8から、64ビットのみに対応したプロセッサになるかもしれません。
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iOS 11で使えなくなる恐れがあるアプリを調べる方法

『iOS 10.3』以上にアップデートしたiPhone・iPadをお使いの場合、32ビットのみに対応したアプリを調べる方法があります。

設定アプリの【一般】→【情報】→【App】を開きましょう。iPhone・iPadにインストールされているアプリのうち、32ビットのみに対応しているものがリストアップされます。


噂通りiOS 11が32ビット非対応なら、この画面にリストアップされているアプリはiOS 11で使うことができません。

64ビットへの対応を行えるのはアプリ開発者だけなので、もし愛用しているアプリが対応していないときは開発者に64ビットへの対応状況を問い合わせてみるのも手でしょう。

参考

Apple will reportedly drop 32-bit app support entirely with iOS 11 this fall | 9to5Mac