10年後の世界を考える

写真拡大

10年一昔とは昔からよくいわれたセリフです。しかしながら、仕事などをこなしていると、10年があっという間に過ぎてしまいます。子どもがいる人ならば、その成長を見守りながら10年間を感じ取ることができるでしょう。しかし、時の流れはあっけないほど早いものです。

10年後には何がある

河出書房新社から刊行された「十年後のこと」は35人の作家による、掌篇小説(短編小説より短い小説)を集めたものです。それぞれの作家がとらえる10年後の世界には大きな開きがあります。何もかわらずたんたんと日常が続いているものもあれば、突飛な設定のサイエンスフィクションもあります。

この時点での人

河出書房新社は、村上春樹の新刊を受けて識者による論考を集めた本を出したり、あるいは「文藝別冊」シリーズで、ワンテーマによる論評集を刊行するなど、その時点でのホットな人を集めることに定評がある出版社です。「十年後のこと」にならぶ、作家、評論家、あるいはエッセイストなども、現在の最前線を走っている人たちだといえるでしょう。本書が好きな書き手に出会えるきっかけとなるかもしれません。