(写真提供=SPORTS KOREA)

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日本と同じように、韓国にも人気の女子アナウンサーがいる。そのなかでも一際、男性から熱い支持を受けている女性スポーツアナウンサーが、チョン・イニョンだ。

身長175cmを超えるスラリとしたスタイルと、愛らしい笑顔で人気を集めている。彼女が表紙を飾った男子誌『MAXIM KOREA』が発売と同時に完売になった伝説を持つほどだ。
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スポーツアナウンサーという枠にとらわれない彼女は、バラエティ番組のMCだけでなく、最近はドラマに出演するなど活動範囲を広げている。

韓国女子アナはタレント化!?

女子アナが演技をする例はそれほど多くないが、チョン・イニョンはこうも話す。

「自分に演技ができるかどうかはわからないところがありますが、そもそもカメラの前に立つこと自体がちょっとした演技ではないかと思っています。

アナウンサーとして表現や感情を豊かにしていきたい。そんな思いもあって、以前から演技を少し習っていたんです。そんな最中に出演の連絡があって。また機会があれば、挑戦してみたいですね」

最近の韓国女子アナは“タレント化”が進んでいると聞くが、チョン・イニョンも文脈は同じかもしれない。フリーアナウンサーであるのだから、活動の幅はどんどん広げて当然だろう。

そもそも「じっとしていられない性格」というチョン・イニョンは、チャレンジ精神旺盛だ。今現在の習い事を聞くと、その分野の広さに驚いてしまう。

「運動やスポーツ関連でいえばゴルフ、ボクシング、理学療法(PT)、ピラティス。料理も習っているし、バリスタやソムリエも習おうとしています。スポーツ心理学を学ぶ大学院にも通っています。

これだけやっていると、一週間があっという間に過ぎてしまう。本当はもっといろんなことをやりたいのですが(笑)」

日本は「よく行く国」

忙しい毎日を癒やしてくれる趣味は、運動や音楽鑑賞、ミュージカル鑑賞なんだとか。ひとりでドライブすることもあるという。日本への旅行もそのひとつ。昨年は、友人と大阪のユニバーサルスタジオを満喫したそうだ。

「日本は近い国だし、よく行く国。ひらがなとカタカナは読めるのですが、漢字は難しくて…。食べ物がおいしいですよね。ラーメンも美味しい。でも、ひつまぶしが一番好きかな(笑)。沖縄で飲んだオリオンビールもおいしかった。日本は鉄板料理もおいしいし、ハンバーグやカレーも。本当になんでもおいしいですよね」

以前取材した“元祖美女ゴルファー”ユン・チェヨンも日本旅行の思い出として、食べ物を上げていた。韓国人女性の味覚は日本に合うのかもしれない。

ちなみにチョン・イニョンは、日本のアナウンサーにも詳しい。

「テレビ朝日の弘中綾香アナウンサーは、韓国でも人気なんですよ。食べることが好きなアナウンサーと聞いています。私も食べることが大好きなので、食べながら放送に出ている弘中綾香アナウンサーをうらやましく思っています(笑)」

これまで数多くのスポーツ選手を取材してきたチョン・イニョン。印象に残っているインタビューについて、「有名な方では、パク・チュヨン選手。スペインまで行ってインタビューしたので、記憶に残っています」と語る。「ただ…」と彼女は続けた。

「新人選手や2軍から1軍に上がったばかりの選手のインタビューがとても印象に残るんです。スポーツアナウンサーとして有名なスター選手をインタビューするときは、とても光栄ですし、自分にとっても良いことです。

でも新人や貴重な機会を得た選手、あまり人気のないスポーツで活躍している選手、もっと関心が必要な分野の人などにスポットライトを当てたい。そういうアナウンサーというか、“放送人”になることが大きな目標ですね」

韓国女子アナは群雄割拠

そのためには、アナウンサー自身の認知度が必要だろう。有名なアナウンサーが取材するから、取材対象にも注目が集まるからだ。

韓国の女性アナウンサーたちの競争は、日本以上に熾烈といわれている。

チョン・イニョン以前に、“野球女神”と呼ばれていたチェ・ヒでさえ、フリーになってから野球界での立ち位置が厳しくなったとされている。また、人気“マッスル美女”を妹に持つヤン・ハンナなど、美人アナウンサーも数多く台頭している群雄割拠の状況なのだ。

ただ、チョン・イニョンはそういったライバルたちにはあまり関心がなさそうだった。

「“どういう人になりたいか”と問われたとき、私はいつもこう答えてきました。他の人をより良く見せられる役割を果たす人になりたいと。そして、少しでも社会にいい影響を与える役割をしたいですね。アナウンサーの仕事に限らず。そういう人になるのが目標です」

まっすぐとした瞳でそう力強く語ったチョン・イニョン。スポーツアナウンサーとしてはもちろん、さらなる活躍が期待される。(了)

(文=慎 武宏)