@AUTOCAR

写真拡大 (全8枚)

今年はフェラーリ社設立70周年という記念すべき年で、様々なイベントや記念モデルのリリースが発表されている。その記念限定モデルとなるのが2016年9月のパリ・モーターショーで発表されたラ フェラーリ アペルタだ。

ラ フェラーリのオープントップ版 どんなモデル?

フェラーリ初のハイブリッドカーとして送り出されたラ フェラーリをオープントップとした限定生産モデルである。

そのラ フェラーリ アペルタが、日本のフェラーリ・オーナーにとっておなじみのイベントであるフェラーリ・ブランチ内で披露された。このラ フェラーリ アペルタは、日本を代表するフェラリスティであり、フェラーリ・ブランチを主催する松田芳穂氏のオーダーで製作され、コーンズ・モータースから納車されたもの。

ちなみに車名のアペルタはイタリア語でオープンを意味し、フェラーリではSAアペルタや458スペチアーレA(アペルタ)でお馴染みの名称だ。

ボディ・タイプは、タルガトップ式を採用

基本的にはラ フェラーリを踏襲し、850CVを発揮するV12エンジンに163CVの電動モーターを組み合わせる構成に変わりは無い。

アペルタ最大の特徴といえるのがタルガトップ式のオープンモデルであることだ。ボディ構造の関係から現在の主流であるフルオープンではなく、タルガトップ式とされている。

ブラックのストライプがアペルタの証し

松田芳穂氏のラ フェラーリ アペルタの外装色は3レイヤー・コートのビアンコ・イタリアで、ボディラインが美しく表現され、ライティングで色相が微妙に変化するベストマッチといえるカラーだ。

またラ フェラーリ アペルタでは、ノーズからリア・ウインドウに至るボディ上面のアクセントラインに、ブラックのストライプを配するのが特徴。ドアはルーフパネルを取付けた際に乗降性を高めるために回転機構が採用され、オープン状態ではクーペ版とは僅かに異なる角度となる。

フェラーリ70周年を示すバッジ

さらにヒンジ部の変更により、ホイールアーチとサイドパネルのジオメトリーの見直し、エアロダイナミック・ベントを組み込んだカーボンファイバー製のインサートが特徴となる。

このほかボディ・サイドの下部には、発表時には無かった「70」と「1947-2017」のバッジがさり気なく取付けられている。

日本に上陸したことからこれから開かれるフェラーリのイベントで、ラ フェラーリ アペルタの存在感あふれる姿を見ることができよう。

text & photo:Kazuhide Ueno (上野和秀)