韓国の中道系「国民の党」は4日、大統領選(5月9日投開票)の公認候補に安哲秀(アン・チョルス)前代表を選出した。中部の大田で同日開催された予備選挙を含む7回の予備選と世論調査の結果を合わせた得票率が75%となり圧勝した=4日、大田(聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選(5月9日投開票)の支持率調査で、これまでトップを独走してきた進歩(革新)系最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表を中道系「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)前代表が上回るという結果が出た。

 世論調査会社のコリアリサーチが9日発表した大統領選の支持率調査結果によると、安氏が36.8%で1位を記録し、文氏が32.7%で2位となった。
 調査は聯合ニュースとKBSが共同で依頼し、8〜9日に全国の成人2011人を対象に行われた。
 3位は朴槿恵(パク・クネ)政権の与党だった保守系「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶尚南道知事で6.5%、4位は革新系の少数党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)候補で2.8%、5位は保守系「正しい政党」の劉承ミン(ユ・スンミン)候補で1.5%。「支持候補がいない・分からない」と「無回答」は合わせて19.8%だった。
 最近実施された別の調査で、安氏対文氏の2者対決なら安氏と文氏の支持率が逆転するという結果が出たことがあったが、洪氏、沈氏、劉氏が加わった5者対決で安氏が文氏をリードしたのは今回が初めて。
 世代別では、19〜29歳、30代、40代の支持率は文氏が安氏より高く、50代以上では安氏の方が高かった。
 地域別では、ソウル市、仁川市・京畿道、大田市・忠清道・世宗市、光州市・全羅道、大邱市・慶尚北道で安氏が文氏を上回った。文氏は釜山市・蔚山市・慶尚南道、江原道・済州道で支持率が高かった。
 また、文氏は進歩層からの支持が安氏よりも多く、安氏は文氏に比べ保守層と中道層からの支持が多かった。
 安氏と文氏の2者対決では、安氏が49.4%で文氏(36.2%)を13.2ポイント上回った。
 安氏は4者対決でもトップに立った。自由韓国党と正しい政党の連帯により洪氏が候補となった場合は、安氏が37.1%で1位、次いで文氏が32.8%、洪氏が9.4%、沈氏が2.9%という結果が出た。劉氏が候補となった場合は、1位が安氏(39.1%)で、2位以下は文氏(32.3%)、劉氏(5.7%)、沈氏(2.8%)の順。
 国民の党と正しい政党が候補を一本化した場合でも、安氏が40.4%で首位となり、次いで文氏(33.6%)、洪氏(7.4%)、沈氏(2.9%)の順だった。
 政党支持率は共に民主党が33.2%でトップ。国民の党は25.5%、自由韓国党は9.7%、正義党は6.3%、正しい政党は5.6%だった。前回調査(3月11〜12日)に比べ、共に民主党(46.4%)は10ポイント以上下落し、国民の党(10.7%)は2倍以上上昇した。
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