民主党に所属する米国会議員二十数人がこのほど、「ホワイトハウスおよび全ての国内連邦機関の公式サイトにおいて、中国語・ベトナム語・フィリピン語・スペイン語の各国版を開設するよう求める提案書を国会に提出した。写真はホワイトハウス。

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民主党に所属する米国会議員二十数人がこのほど、「ホワイトハウスおよび全ての国内連邦機関の公式サイトにおいて、中国語・ベトナム語・フィリピン語・スペイン語の各国版を開設するよう求める提案書を国会に提出した。米「ワシントン オブザーバー ウィークリー」の報道を引用して環球時報が伝えた。

この提案書の発起人であるコレア議員は、「連邦機関のウェブサイトは、各種外国語版を開設しなければならない。というのも、米国に納税している人々の一部は、これらの外国語を日常使用しているからだ。米国政府は外国語版サイトの開設によって、より透明度の高い、責任感を伴った、効果的な情報公開を行うことが可能となる」とコメントした。この提案は、トランプ新政権がホワイトハウス公式サイトからスペイン語版を削除したことについて対応したものだ。トランプ大統領は就任後間もなく、ホワイトハウスのウェブサイトからスペイン語版を削除した。ホワイトハウスのショーン・スパイサー報道官はこれについて、「心配するには及ばない。スペイン語版は更新中で間もなく復活する」と話している。

スペイン国内の報道によると、ホワイトハウス公式サイトからスペイン語版が削除されたことに関する論議は、さまざまな言語の地位に関する論争にまで発展した。米国が建国された当時、国内では、ドイツ語・オランダ語・フランス語など約20種類の言語が使われていたほか、数多くの現地語も使われていた。時間の経過に伴い、海外から大量の移住者が米国に入り込む状況に対処する政策として、米国政府は、英語以外の言語の使用を禁じるさまざまな法規を発表した。

5日付米ロサンゼルス・タイムズ紙の報道によると、米国政府機関公式サイトのスペイン語版開設は、クリントン政権時代に始まった。2000年、当時のクリントン大統領は、行政命令に署名し、英語に長けていない人々に各種外国語サービスを提供するよう連邦政府に求めた。それ以降、米国の住宅都市開発省、司法省、運輸省、労働省は続々と、スペイン語版サイトを開設した。(提供/人民網日本語版・編集/KM)