7日、英紙タイムズは「知的財産を狙う中国のハッカー、各国が技術の流出を警戒」とする記事を掲載した。資料写真。

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2017年4月7日、英紙タイムズは「知的財産を狙う中国のハッカー、各国が技術の流出を警戒」とする記事を掲載した。参考消息網が伝えた。

英国は今、中国のハッカー攻撃にさらされている。中国のハッカー集団はかつてない規模で、ネットを通じた世界的なスパイ活動を展開している。しかし、中国当局は我関せずだ。

タイムズは5日、中国のIT(情報技術)企業「APT10」がここ数カ月、大幅に「活動」を増やしていると伝えた。表向きはITサービスのアウトソーシング企業だが、裏の顔はネットを通じて数千の組織にアクセスし、知的財産権を奪い取るハッカー集団だ。英国立サイバーセキュリティーセンター(NCSC)や英航空企業などが「APT10」を追跡。NCSCは内外に「ロシア政府が支援するハッカー攻撃の規模を超え、過去最大級の攻撃を多くの機関に仕掛けている」と警告した。

「APT10」のターゲットは工業系メーカー、エンジニアリング企業、エネルギーや技術関連団体など。英国のほか日本、米国、フランスやスイスでも大量の設計図を盗み出しているという。手口はまず有害な電子メールを送りつけ、相手が開いた途端に攻撃を始めるもの。中国政府は「APT10」への関与を否定。「中国はいかなる方式でも商業情報の盗み出しには反対する」としている。(翻訳・編集/大宮)