Doctors Me(ドクターズミー)- ウスターソースを蒸す新しい調理法とは?蒸すだけで得られる4つのメリット

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ウスターソースと聞くと、とんかつやお好み焼きにかけるだけのイメージが強いと思われます。

しかし、最近ではウスターソースを蒸し料理に使用するといった新しい活用法が見出されています。

今回はウスターソースの概要、効果から新しいウスターソース活用法とレシピ2種類を、栄養士の横川先生に解説していただきました。

ウスターソースに関する調査


ウスターソースは使い切りにくい


トレンド総研が主婦の方を対象に行った調査によると、キッチンで使いきれずにいる調味料の第1位はウスターソースでした。


また、ウスターソースを使いきる前に賞味期限をむかえた経験がある、答えた方は全体のおよそ70%を占めております。


上記の結果から、ウスターソースはなかなか活用しにくい調味料であることが考えられます。

※解答者:20〜40代主婦300 名
(出典元:トレンド総研 Press Release)

ウスターソースを蒸すという活用とは


フライパンに具材とウスターソースを入れ、フタをして蒸し焼きにする調理法です。

ウスターソースには様々なスパイスが入っているので、一度で味付けが決まり、蒸すことで香りがよくなります。原材料にはお酢も含まれているため、食材をやわらかくする効果もあります。

また、ウスターソースは蒸し焼き料理にはもちろんですが、煮る・焼く・漬け込むなどの調理法にも応用できる調味料です。

ウスターソースの原材料


ウスターソースについて日本農林規格では以下のように制定されております。

野菜若しくは果実の搾汁、煮出汁、ピューレー又は濃縮したものに砂糖類(糖みつ)、食酢、食塩及び香辛料を加えて調製したもので、さらにでん粉、調味料等を調製したものです。

ウスターソースの原材料


■ 野菜
・玉ねぎ、人参、トマト、セロリなど

■ 果物
・りんご、みかんなど

■ 香辛料
・唐辛子、にんにく、ナツメグなど

■ 調味料
・食塩、砂糖、酢など

上記の材料によって作られる茶色又は茶黒色をした、やや濃度がある液状の調味料です。

中濃ソース、濃厚ソースとの違いは粘度にあり、ウスターソースは粘度が低いものとなります。

ウスターソースの効果


■ 疲労回復
■ 抗酸化作用
■ 食欲増進作用
■ 冷え性の予防
■ 食品の保存性アップ

ウスターソースが使いこなせない理由


揚げ物にかけるイメージが根強い


ウスターソースの出番が少ない理由に、ソースと言ったらお好み焼き、豚カツ、コロッケなどの揚げ物にかけるといったイメージが根強いことが考えられます。

味が個性的


醤油などのいろんな料理にマッチする調味料に比べて、独特の味が強調されやすい点が考えられます。

ウスターソースを蒸すメリット


◎ 時短
◎ 手軽に味と香りが良くなる1品に
◎ 炒め物よりさっぱりと食べやすくなる
◎ 塩分が減塩醤油と同じくらいなため塩分控えめなメニューになりやすい

※参照:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

蒸す:鮭とトマト缶のウスター


材料(2人分)


・鮭:2切れ
・キャベツ:1〜2枚ほど
・玉ねぎ:1/4個
・しめじ:1/2袋
・ニンニクのすりおろし:小さじ1
・トマト水煮缶:大さじ5
・ウスターソース:大さじ3〜4
・オリーブオイル:小さじ1
・塩・黒コショウ:少々
・バジル2枚

作り方


1:ニンニクはすりおろし、しめじは小房にほぐし、野菜は食べやすい大きさに切っておく

2:鮭は小骨を除いて1口大に切る

3:フライパンを加熱し、オリーブオイル、ニンニク、キャベツ、玉ねぎ、しめじを入れ、その上に鮭をのせる。

4:鮭の1切れずつに、ウスターソースを大さじ1ずつかけて弱火で8〜10分ほどフタをして蒸し焼きにする。

5:蒸し焼きにしている間に、残りのウスターソースにトマトの水煮缶を入れ、塩、黒こしょうを混ぜておく。

6:フライパンの全ての材料に火が通っていたら、5で作ったソースを入れひと煮立ちさせる。

7:器に盛って、バジルをトッピングしたら出来上がり

ポイント


生鮭を使う場合は塩を少々振ってから調理すると、旨味がアップします。

漬け込む:ゆで卵のウスター漬け


材料


・ゆで卵:4個
・ウスターソース:大さじ6〜8
・塩:少々 

作り方


1:鍋に塩少々を入れ、茹で卵を作る

2:出来上がった茹で卵は殻をむき、ジッパー袋にウスターソースと一緒に入れて1〜2日冷蔵庫へ

3:茹で卵にウスターソースの色が染まっていたら出来上がり

ポイント


時々、卵に均等に色がつくよう卵の向きを変えてあげるとよいでしょう。

最後に横川先生から一言


ウスターソース類は冷蔵庫の中で出番待ちが多い調味料ですが、かけたり、カレーの隠し味だけでなく、蒸す、煮る、焼く、漬け込むなど、さまざまなシーンで使え、しかも手軽で美味しい1品に仕上がります。

これを機にいろいろ使ってみてはいかがでしょうか?

(監修:栄養士 横川仁美)

【監修:栄養士 横川 仁美】
プロフィール)
食と健康・美容を繋ぐ「smile I you」代表。
中学生の頃、家族が体調を壊し、やりたい事ができない姿をみる。その中で毎日食べる食の知識を持つことで何かが変わるような気がし、栄養士を志す。管理栄養士を取得後、メタボリックシンドロームの人へ向けた保健指導を中心に、ダイエットサポート、電話相談、雑穀販売等のカウンセリング等を通して、のべ2000人の方に、食のアドバイスに携わる。目の前の人の「今」、そして「これから」を大切にした食の提案を目指している。