ベネズエラの首都カラカスで、マドゥロ政権批判デモに参加した野党指導者エンリケ・カプリレス氏(中央、2017年4月8日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ベネズエラの首都カラカス(Caracas)で8日、この1週間で4度目の政権批判デモが行われ、治安部隊との衝突で負傷者が出た。

 野党指導者エンリケ・カプリレス(Henrique Capriles)氏(44)は7日、同氏が公職に就くことを今後15年間禁止すると政府が決めたと発表。事実上、来年予定されている大統領選への立候補を妨げる措置だ。

 政府の決定に反発した市民は8日にデモを行い、約4000人が集まった。デモ隊はカプリレス氏の要請に沿ってニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領支持派が「文化スポーツ行事」を開いていた官庁街に移動。治安部隊はデモ隊に催涙ガスとゴム弾を発射し、当局者によるとこれまでに17人が負傷した。

 現場で取材活動を行っていたAFPの記者によると、覆面姿で石や火炎瓶を治安部隊に投げつけているデモ参加者がいた。少なくとも2人の治安要員に火炎瓶が当たったという。

 カプリレス氏は2013年の大統領選でマドゥロ氏に小差で敗れた。マドゥロ氏はベネズエラの「社会主義革命の父」とされる故ウゴ・チャベス(Hugo Chavez)前大統領から後継指名を受け、チャベス氏の路線を継承した。
【翻訳編集】AFPBB News