武井壮(写真:山口裕朗/アフロ)

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 今、もっとも高収入をイジられるタレント――それが武井壮だ。

 武井は、3月13日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、高収入がまわりにバレたことで女性が「ガンガン誘ってくるように」なり、それを「気持ちいいな」「全部受け入れるようにしてる」と告白した。

 同番組では、情報サイト「サイゾーウーマン」の記事を取り上げ、グラミー賞を獲得した歌手のエド・シーランが、経済誌「フォーブス」の長者番付で自身の年収をバラされたことで友人を失ったとして激怒していると紹介。記事によると、65億円という年収を知った友人から高級車をねだられるようになり、シーランは「友人との仲をメチャクチャにされた」と怒っているという。

 この記事を受けて、武井は「俺なんか、すすんで(自身の高収入を)番組でバラしたりしているから、そんな気持ちはあんまりわかんないけど」「あんまり悪いことは起きてない」としつつ、男友達から酒の誘いが減ったことを語った。かつて同じくらいの年収だった男友達たちが「おごってもらいたくて誘っている」と思われたくないので自粛しているのではないか、と分析していた。

 続けて、「その反応に男女差はあるのか」と問われた武井は、女の子たちは「ガンガン誘ってくるようになったよね」としてスタジオの笑いを誘った。そして、「むしろ(そのあからさまな態度が)気持ちいいなぁっつって、ぜんぶ受け入れるようにしてる」「むしろ、そっちのほうが好きなのよ」「だって、そうなりたくてがんばったわけだから」「お金に群がってこられて、嫌だってのもおかしいじゃん」と持論を展開した。

 武井は、以前から自分の収入やその使いみちについて語ることが非常に多いタレントだ。たとえば、今年3月の『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)では、2016年に最高月収3500万円を稼いだと告白。16年12月の『ナカイの窓』(同)では、家賃が67万円、駐車場代は10万円、愛車は3300万円のイタリア車・ランボルギーニであることを明かした。

 さらに同年6月の同番組では、6000万円のイギリス車・マクラーレンを一括払いで購入したことを語り、15年には、六本木の100平米超の広さの家に住んでいることを明かしている。また、武井は自ら設立した個人事務所に所属しているので、ギャランティはほぼすべて自身に入ってくるとも語っている。

 これらの発言に対して、いつも共演者たちが驚嘆する様子を見せるが、それでも嫌味を感じさせない武井のキャラクターには目を見張るものがある。今や、武井は押しも押されもせぬ人気タレント。体を張った芸人的なリアクションを取ることもできるし、場の空気を読んだ機転のきいたコメントもできる。さらには、幼少期の貧困エピソードや他の追随を許さない体育会系エピソードにも事欠かない。

 さらに、今回見せたような堂々とした男らしい振る舞いを総合すれば、金満具合いをさらしたところで、嫌われようもないのかもしれない。さすがは「百獣の王」というべきか。
(文=西田あき/ライター)