7日、フランスでワイン産業について学ぶ中国人が急増している。

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2017年4月7日、フランスでワイン産業について学ぶ中国人が急増している。環球時報が伝えた。

AFP通信によると、仏中部のディジョンにあるワイン・蒸留酒ビジネススクールでは在籍する学生135人のうち、約3分の1がワイン作りの技術を学ぶためにやってきた中国人だという。学費は1万3000ユーロ(約150万円)だ。

中国では中間層の拡大によって良質なワインに対するニーズが高まっており、フランス産ワインの対中輸出が大きく増えたほか、中国の富豪がフランスのブドウ園やワイナリーを続々と購入。ボルドーだけで中国人オーナーのワイナリーが100軒あるという。

中国は本国でのワイン製造にも力を入れている。ブドウやワインの国際団体のデータによると、昨年中国におけるワイン生産量は約11億1500万リットルで世界6位だった。中国のワイン業者にとっては、フランスでワイン醸造を学び、証書を得ることで、中国の業界におけるアピール力が高まるのだ。

同校では、学生の出身地のバランスを保つために一部の中国人の入学を断ったという。しかし、現地では「将来のお客さんになるうえ、中国におけるフランスワインの宣伝係になってくれる」という理由で中国人が歓迎されている。同校の教員は「中国人は学ぶことに長けているし、自分の考えを持っている。そして、長いワイン文化に触れていない分、考え方がよりオープンだ」とその印象を語っている。(翻訳・編集/川尻)