陸揚げを待つセウォル号=9日、木浦(聯合ニュース)

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【木浦聯合ニュース】韓国南西部・全羅南道の木浦新港に停泊中の運搬船に積載されている旅客船セウォル号を埠頭(ふとう)に移す陸揚げ作業が9日午前9時から始まった。海洋水産部が明らかにした。

 船体を下から持ち上げているタイヤ付きの運搬装備を少しずつ移動させ、満潮で運搬船と埠頭の高さが一致する午後1時ごろから埠頭の上に徐々に移す計画だ。全ての運搬装備が埠頭に移動した後、方向を転換し、台座の上に下ろして作業は完了する。
 船体の重さは推定1万6000トンに上り、横倒しの状態のため、バランスを失わないようにしながら移動することが重要となる。海洋水産部関係者は「きょう午後10〜11時ごろ作業が終わると予想しているが、翌午前0時を回る可能性もある」と説明している。
 2014年4月16日にセウォル号が南西部の珍島沖で沈没した事故からこの日で1090日となり、あと1週間で丸3年を迎える。沈没事故で修学旅行中の高校生ら295人が死亡し、9人が行方不明のままとなっている。
 陸揚げ作業が完了すれば、固定作業や船体外部の洗浄などを経て、9人の行方不明者の捜索が本格的に始まる。沈没海域の捜索も開始する。
ikasumi@yna.co.kr