松本人志、『ワイドナショー』が“暗黒”突入……視聴率6%台で「芸能ゴシップ頼み」?

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 『ワイドナショー』(フジテレビ系)が、かつての“暗黒時代”に逆戻りしているという。一時は視聴率2ケタを記録するなど、勢いづいていた同番組は一体どうしてしまったのだろうか。3月19日は6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と消費税割れで、対して、裏の『サンデー・ジャポン』(TBS系)は10.0%、『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)は8.6%と差をつけられている。

「結局、スキャンダル特需だったんですよ。番組が初めて2ケタに乗ったのは、ベッキーの不倫を取り上げた昨年1月31日。また、同10月9日に『サンジャポ』の視聴率を初めて上回り10.4%を取りましたが、これはベッキー本人が登場した回でした。つまり『ワイドナショー』の上げ潮は、ベッキーによるところが大きかったというわけなんです」(芸能ライター)

 視聴率が上り調子になると、番組について「松本ならではの視点と発言」「東野幸治の仕切り」「出演者の掛け合い」などが魅力と評されることもあったが、耳目を集めていたのは結局、芸能ゴシップのようだ。レギュラー陣だけでなく、ゲストコメンテーターも「硬直化している。似たような顔ぶれ」(業界関係者)との指摘も。

「石原良純、乙武洋匡、古市憲寿、ヒロミ、長嶋一茂と、どの回も似たような顔ぶれです。最近はマンネリを防ぐためか、エレファントカシマシのボーカル・宮本浩次や、昨年末『絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』(日本テレビ系)で全裸芸人アキラ100%と共演して話題となった俳優・原田龍二などを出して空気を変え、新たな人材発掘に努めているが、なかなかハマってません」(同)

 さらにこの3月、「ワイドナ高校生」として人気のあった岡本夏美や、女流棋士の竹俣紅、まえだまえだの兄・前田航基が相次いで“卒業”、レギュラー出演しているサッカー元日本代表の前園真聖も当初でこそ、飲酒によるタクシー運転手への暴行容疑で逮捕され、謹慎していた過去をイジられていたものの、現在はそれもあまり話題にのぼらず、新機軸も見い出せないでいる。

 当の松本は53歳。加齢により世間感覚に視聴者とズレが出てくる可能性も否めない。本人は、「たまたま毎週スケジュールがあって、たまたま呼ばれているだけなので、いつでも辞められる」と発言しており、このことからみても、番組出演のモチベーションは特にないようだが……。

「とはいえ、人一倍視聴率を気にする松本のことなので、『サンジャポ』を倒すまでは出るでしょうね」(同)

 さらに4月からは、今まで長らく日曜午前の視聴率争いで他局の後塵を拝するテレビ朝日が、実質上『土曜ワイド劇場』の後継番組にあたる『日曜ワイド』をスタートさせる。果てなき「日10戦争」はいつまで続くのだろうか。
(後藤港)