トラックが暴走して4人が死亡する事件が起きたスウェーデン・ストックホルムの百貨店前に作られた献花台に花やろうそくを手向ける人たち(2017年4月8日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】スウェーデンの首都ストックホルム(Stockholm)で7日にトラックが人混みに突っ込み4人が死亡した事件で、同国の警察は8日、逮捕した容疑者は39歳のウズベキスタン人で、トラックを運転していた疑いが強いと発表した。

 スウェーデン情報当局は、容疑者は「われわれが過去に情報収集活動を行った際、名前が浮上していた」と明らかにしたが、当時は過激主義との関連はみられなかったという。また警察は、トラックから不審な装置を発見したと公表した。

 ダン・エリアソン(Dan Eliasson)警察庁長官は発見された装置について、「現在は技術的検証が行われているところで、それが爆弾なのか発火装置なのかは分からない」と述べた。

 7日午後、配送中に盗まれたビール会社のトラックが、同市地下鉄中央駅の上にある市内最大の歩行者専用道「ドロットニンガータン(Drottninggatan)」を暴走して次々に人をはね、百貨店「オーレンス(Ahlens)」の壁面に突っ込んだ。保健当局によるとこの事件で4人が死亡したほか15人が負傷し、うち子供1人を含む10人は8日も入院している。

 欧州では車で突っ込む襲撃事件が英ロンドン(London)、独ベルリン(Berlin)、仏南部のニース(Nice)で発生しており、いずれもイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出している。

 ロンドンとロシアのサンクトペテルブルク(St. Petersburg)に続き、過去2週間で欧州3度目の「テロ攻撃」となった今回の事件では、今のところ犯行声明は出されていない。
【翻訳編集】AFPBB News