初の悪女役に挑戦
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 女優の有村架純が公開中の映画『3月のライオン 前編』で初の悪女役に挑戦。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」とのギャップに驚きの声が上がっている。

 『3月のライオン 前編』は、羽海野チカの人気コミックを、2部作で実写化した作品の前編。家族を亡くして孤独に生きてきた17歳のプロ棋士・桐山零(神木隆之介)が、ある3姉妹と心を通わせながら厳しい将棋の世界を突き進む姿を描く。後編は22日より公開される。

 3日にスタートした朝ドラ「ひよっこ」では、奥茨城の小さな農家に生まれ育ったのんびりした性格のヒロインを好演している有村。本作で演じるのは、両親と妹を交通事故で亡くした零(神木)が引き取られることになる幸田家の長女・香子。父と同じプロ棋士を目指していたが、その父から「零に勝てないなら無理だ」と夢を諦めさせられ、父と零に愛憎半ばの感情を抱いている役どころで、「得意だもんね。不幸ぶって人んちに踏み込んで、家族をめちゃくちゃに壊すのが」と零につらく当たり散らす。

 有村といえば、これまで「正統派」「清純派」のイメージが強く、キャスト発表当初は否定的な意見も上がっていたが、映画公開後ネット上ではその悪女っぷりに衝撃を受ける人が続出。「3月のライオン見てから有村架純が悪女にしか、見えない」「有村架純ちゃんほんとに次の朝ドラヒロインなのってくらいこわいよ」「朝ドラの有村架純とは全然違ってビックリした」など好意的な声が多く見受けられた。

 劇中ではランジェリー姿で零に近づくシーンもあり、メガホンを取った『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督は「零とは血の繋がっていない姉弟だから、危うい関係性がにじみ出ることを期待したのですが、その点もとてもバランスが良かった」と有村を称賛。

 さらに、父の弟弟子で妻帯者の後藤(伊藤英明)を好きになり、微妙な関係を続ける香子というキャラクターについて、「後藤の表面的な強さとは裏腹の弱さを許容している部分も描きたかったので、原作のイメージよりもう少し大人の女性に作り上げました」と語っていた。(編集部・中山雄一朗)