【警告】横浜=金井(21分) 磐田=川辺(54分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】齋藤 学(横浜)

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[J1リーグ第6節]横浜 2-1 磐田/4月8日/日産スタジアム
 
【チーム採点・寸評】
横浜 6.5
 
 先制するまでは良かったが、リードを得てからのゲーム運びに難。勢いがあるはずが、前に出てきた相手の迫力を撥ね返せず、そのまま同点ゴールを許した。オープンな展開となった後半に再び勝ち越し、その後もピンチを迎えたが、今度は粘り強く守り抜き、勝利を手にした。
 

【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6
大井のシュートには懸命に反応も届かず。キックのタイミングを工夫して、攻撃のスピードアップに貢献した。
 
DF
27 松原 健 6
タイミングの良い攻撃参加でクロスを供給。対面の太田にはほとんど仕事をさせず、途中交代に追い込む。途中出場のアダイウトンには苦戦させられた。
 
DF
22 中澤佑二 6
川又を狙った相手のロングボールに対し、慌てずに対応。大井に決められた場面では、一歩遅れてブロックできなかった。
 
DF
34 ミロシュ・デゲネク 6
最終ラインでのボール回しは淀みがなかった。マルティノスを走らせる正確なロングフィードも良かった。
 
DF
13 金井貢史 6.5
難しいことはせず、シンプルにゴール前に配給。齋藤や天野との息の合った連係で左サイドから仕掛ける。決勝点の場面では落ち着いたシュートでネットを揺らした。
 
MF
5 喜田拓也 6.5
素早く攻守を切り替え、鋭いプレスバックで何度もピンチを潰す。サイドで詰まった時はすぐにサポートして、攻撃をやり直す役目も。終盤に足がつったが、最後まで必死に戦いきった。
 
MF
14 天野 純 6
なかなか前を向けず、後方へのパスが目立った一方、前半だけで三度の決定機に絡んでみせる。最後の高位置で得たFKは決めたかった。
 
MF
20 マルティノス 6.5
齋藤のお膳立てからヘッドで値千金の先制ゴールをゲット。右サイドから果敢に突破を試み、相手に脅威を与えたが、後半途中に無念の負傷交代。
 
MF
33 ダビド・バブンスキー 6
左右に幅広く動き、最終ラインからパスを引き出して攻撃を組み立て。テンポ良くボールを動かしてリズムを作った。68分の惜しい左足のシュートはGKに防がれた。

MAN OF THE MATCH 
MF
10 齋藤 学 7.5
前半は狙いすましたクロスでマルティノスに、後半はふわりと浮かしたパスで金井にそれぞれアシスト。緩急をつけたドリブルの鋭さは相変わらずだが、昨季の背番号10のお株を奪うようなパサーぶりを発揮し、チームを勝利に導いた。

【横浜 2-1 磐田 PHOTO】齋藤2アシスト! 俊輔も“敵地”日産スタジアムでゴール演出!
FW
7 ウーゴ・ヴィエイラ 5.5
効果的にボールを収められず、相手DFとのフィジカル勝負でも優位に立てなかった。後半は多少、持ち直してゴール前でのプレーが増えたが、結果を残せなかった。
 
交代出場
MF
6 扇原貴宏 ―(77分IN)
バブンスキーとの交代でそのままトップ下に入り、リーグ戦初出場。ただ、それなりにプレータイムはあったが、目立った働きはなかった。
 
MF
18 遠藤渓太 ―(83分IN)
マルティノスの負傷により急きょ、出場。ピッチに立ってすぐ、強気なドリブルでスタンドを湧かした。ハイプレスの時のスピードは脅威だった。
 
DF
4 栗原勇蔵 ―(90+1分IN)
守備固めとして、5バックを形成。自らの役目を十分に理解したプレーで、確実に試合を終わらせた。
 
監督
エリク・モンバエルツ 6.5
1-1の状況で、交代策では相手に先に動かれたが、焦ることなく戦況に応じて采配を振るう。終盤は栗原を投入して5バックにし、逃げ切りに成功した。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
磐田 5.5
序盤は受け身になりすぎて、徐々にラインを下げて先制点を許した。逆にそこで刺激を受けると修正を図り、中村俊の状況に応じたポジションチェンジを生かしながら、チャンスを作り出していった。ただ、ボールを落ち着かせられる場所が限られ、全体的にバタバタした。

【磐田|採点・寸評】
GK
21 カミンスキー 6
天野の強烈ミドルを辛うじて弾き返し、ゴールを死守。守護神の踏ん張りが反撃をもたらした。
 
DF
41 高橋祥平 5(78分OUT) 
負傷が癒え、ようやく磐田デビュー。何度か力強い守備は見せたものの、不慣れなSBのポジションでマークの受け渡しに四苦八苦。
 
3 大井健太郎 6.5
中村俊のCKに信じて構え、左足のボレーをねじ込む。守備面でも身体を張り壁となって立ちはだかった。
 
35 森下 俊 5.5
ラインを下げた序盤は窮屈なプレーが目立った。オープンな展開になったあと、スペースによく顔を出して、つなぎ役として最終ラインから組み立てた。2失点目は、シュートコースは消したかった。

13 宮崎智彦 6
38分にカウンターを食らったピンチで、クロスを辛うじてブロックした守備はビッグプレーだった。混戦などでも上手く“ひっかけて”マイボールにした。もう少し攻撃に絡みたかった。
 
MF
8 ムサエフ 6
序盤はかわされてスペースを使われる場面もあったが、中村俊が中央にポジションを取り出すと、ふたりでの連係からチャンスが増えた。自分の間合いを掴み、ボールもよく狩った。

40 川辺 駿 6
危ない場面でクリアしたり、ブロックしたり、守備面の貢献が光った。一方、スペースに出てよくパスを受けたが、そのあとになかなか決定的なシーンにつなげられなかった。何度か見られた思い切ったトライは続けていきたい。
 
10 中村俊輔 6
右MFで先発したものの、なかなかボールに触れられず。松浦と頻繁にポジションを代えながらリズムを掴み、CKから大井のゴールを演出。後半もリードをされたあと、高い位置で打開を試みた。もっとボールに触れたかった。
 
11 松浦拓弥 5.5(78分OUT)
中村俊をはじめ味方と距離が空いた時、ボールを持ったあとのプレーが淡泊(簡単にボールを失った)になった。「次」を予測したプレーを増やしたい。

9 太田吉彰 5(55分OUT) 
なかなかボールに絡めなかった。中央や逆サイドに抜けて打開を図った。
 
FW
20 川又堅碁 5.5
何度かCBを引き出してボールを収めて起点になったが、フィニッシュには持ち込めず。ポジショニングは良いのだが、つまらないファウルが多すぎる。
 
交代出場
MF
15 アダイウトン 5.5(55分IN)
中村俊からのサイドチェンジを受けてチャンスを作ったが、決定機には持ち込めず。プレスをかけられず2失点目に絡んでしまった。
 
DF
5 櫻内 渚 -(78分IN)
高橋にはなかった上下動で、チームの攻撃のリズムを作った。対峙した齋藤のスピードに苦労した。アディショナルタイムのCKからのノーマークのヘッドは、枠には飛ばしたかった。

MF
14 松本昌也 -(78分IN)
運動量を生かして推進力をもたらしたが、得点には結びつけられなかった。
 
監督
名波 浩 5
高橋のSB起用は結果的に失敗したか……。中村俊が中央にポジションを取った時に攻撃に変化を付けることができたが、攻撃パターンは限られた。この1敗を次につなげたい。

取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。