夜更かし大好き

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 ミュージシャンで俳優の星野源が8日、都内で行われたアニメーション映画『夜は短し歩けよ乙女』公開記念舞台あいさつに登壇し、一夜の嬉しい出来事を打ち明けた。

 作品にちなみ“夜の思い出”を尋ねられた星野は、「夜更かしが大好きで、翌日に何もないと朝4時くらいまでテレビを見たり、ゲームをしたりしています」と日々の夜の過ごし方を紹介しつつ、昨年末の12月31日を「最近の一番思い出深い夜」として挙げた。

 その理由は「NHK紅白歌合戦」に出場後、急いでTBSの「CDTVスペシャル」に出演するために移動したそうで、昔から「NHK紅白歌合戦」から違う番組へ急行し、「間に合いました!」と画面に登場するアーティストを憧れの目で見ていた星野は、自身も売れっ子になってそれを体験し、「ステキな夜でした」と笑顔。「(移動の車中で)年が明けた瞬間、身内(スタッフ)4人くらいで『明けたね。おめでとう』という落ち着いた感じの年越しは思い出深いです」としみじみと語った。

 本作は、森見登美彦の累計130万部を超えるベストセラー小説のアニメ映画化。個性豊かな仲間たちによる珍事件が巻き起こる京都を舞台に、先輩(星野)と黒髪の乙女(花澤香菜)との青春恋愛物語がファンタジックに描かれる。

 舞台あいさつには星野と共に声優を務めた花澤、ロバートの秋山竜次、そして湯浅政明監督も登場。キャスト陣の衣装はそれぞれの役柄をイメージしているが、湯浅監督もなぜか“先輩”風。しかも乙女役の花澤と“赤い糸”で繋がっていることを思わせるような対になるリボンまでついており、星野は「ちょっと待ってください! 僕の立場がまるでない」と困惑しながらも「いいなぁ」とうらやんだ。

 この日は、原作者の森見も花束を持って来場。森見は試写を観たときに「ビックリして(湯浅)監督にうまく感想を伝えられなかった」そうだが、今回は「何回も観るうちにハマりました。中毒性の高いすごい作品になりました」と喜びのコメント。星野も「湯浅ブーストがすごいかかっていて、この世じゃないところに最終的に連れて行ってもらえる」と称賛の声を贈ると、「皆さんの知らない京都に遊びに行ってください」と観客に呼びかけた。(取材/錦怜那)

映画『夜は短し歩けよ乙女』は全国公開中