逃げ切り失敗も群馬が開幕からの連敗をストップ! 高卒ルーキー高橋壱晟の初ゴールも千葉は4戦勝利なし《J2》

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▽明治安田生命J2リーグ第7節のジェフユナイテッド市原・千葉vsザスパクサツ群馬が8日にフクダ電子アリーナで行われ、1-1のドローに終わった。

▽3戦未勝利の10位千葉と、クラブワーストの開幕6連敗の最下位群馬の一戦。試合は開始早々に動く。5分、ハーフウェイライン付近で相手からボールを奪った高井がGK佐藤の前目のポジションを見極め、意表を突いたロングシュートを放つと、これがゴールネットを揺らした。

▽高井のスーパーゴールで先制を許した千葉は、失点直後の8分に右サイドに抜け出した清武からファーサイドのラリベイに鋭いクロスが入るが、わずかに届かない。早い時間帯に追いつきたいホームチームは、その後も前がかりになって攻めるが、ビルドアップや仕掛けのプレーでミスが目立ち、思うようにチャンスを作れない。

▽一方、千葉の弱点である高い最終ラインの背後を徹底的に狙う群馬は、18分に裏へ抜け出した岡田のヒールパスから石田がシュート、40分には右サイドを完璧に抜け出した川田の折り返しから高井に2点目のチャンスも、ここは果敢に飛び出したGKが気になったか、ループシュートをクロスバーに当ててしまい、前半のうちに追加点を奪うことはできず。

▽後半先に動いたのは、ビハインドを追う千葉。山本真に代えて町田をハーフタイム明けに投入。立ち上がりから厚みのある仕掛けを見せるホームチームは、53分と61分にいずれも町田とホルヘ・サリーナスのコンビからボックス付近でフィニッシュに持ち込むが、いずれも枠に飛ばすことができない。

▽一方、後半に入って守勢が続く群馬は、54分に川田と石田を下げて、小林、高橋駿を同時投入。前半同様に前がかりな相手に対して、岡庭らがカウンターから決定機を迎えるが、このチャンスを決め切れない。

▽最下位相手に取りこぼしは許されない千葉は、65分にホルヘ・サリーナスを下げて船山を投入。すると、この交代直後に同点ゴールが生まれる。67分、町田のスルーパスに抜け出した北爪がボックス右で丁寧に折り返すと、中央に走り込んだ高橋壱が滑り込みながら右足で流し込んだ。

▽今季市立船橋高校から加入の高卒ルーキー高橋壱のプロ初ゴールで試合を振り出しに戻した千葉は、ここから勢いづいて群馬を押し込む。77分には高橋壱のスルーパスに抜け出した船山が左サイドからボックス中央に切り込んでシュートを放つが、これは枠を捉え切れず。

▽試合終盤にかけては人数をかけて攻める千葉と、カウンターから一発を狙う群馬という構図の下、一進一退の攻防が繰り広げられるが、互いに決め手を欠いたまま、試合は1-1でタイムアップ。群馬が逃げ切り失敗も開幕からの連敗を「6」でストップした。一方、2試合連続でビハインドから追いついた千葉だったが、勝ち越す力はなく4戦未勝利となった。