ヴィッセル神戸が大宮を粉砕し、首位をキープ

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[4.8 J1第6節 大宮0-2神戸 NACK]

 J1リーグは8日、第6節を行い、ヴィッセル神戸は敵地で大宮アルディージャと対戦し、2-0で勝利した。神戸は2試合ぶりの勝利で勝ち点を15に伸ばし、首位をキープ。最下位に沈む大宮はクラブワーストを更新する開幕6連敗を喫した。

 ホームの大宮は前節の鹿島戦(0-1)から先発2人を変更。負傷中のDF菊地光将に代わってDF山越康平が先発入りしたほか、チームで唯一ゴールを挙げているMF清水慎太郎が今季初スタメン。

 神戸は前節の浦和戦(1-3)から先発1人を変更し、MF中坂勇哉が今季初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 神戸は前半9分、DF奥井諒のパスミスを拾ったFW小林成豪がペナルティーアーク付近から左足を振り抜いたが、ミドルシュートはゴール上へ。同13分にはPA手前からMF大森晃太郎が右足ミドルで叩いたが、シュートはGK加藤順大の正面を突いた。

 守備に重心を置く大宮は押し込まれながらも体を張ったブロックで神戸の攻撃を跳ね返す。前半最大のチャンスは14分、敵陣後方で得たFKから、浮き球のボールに抜け出したFW江坂任が左足ボレーも、GKキム・スンギュが体をぶつけてセーブ。徐々に大宮が攻撃のリズムをつかみかけていたが、ミスから流れを失ってしまう。

 前半37分、奥井のバックパスがFW渡邉千真に渡ると、渡邉がそのままPA内左で仕掛けてマイナスのクロス。これをゴール前の中坂が落ち着いて押し込み、先制のゴールネットを揺らした。ネルシーニョ監督の先発起用に応える中坂の2試合連続ゴールで、0-1で前半を折り返した。

 後半に入っても攻撃の手を緩めない神戸は同7分、中坂が右サイドから中に切れ込んでパスを出すと、奥井がクリアミス。こぼれ球を拾った小林がPA内右から右足シュートも、右ポストを叩いた。それでも直後の後半8分、MF藤田直之のロングスローの流れから追加点が生まれる。渡邉の左足シュートはDFのブロックに阻まれたが、ゴール前の混戦からPA内右のDF岩波拓也がこぼれ球を右足で押し込み、2-0にリードを広げた。

 後半14分に大宮ベンチが動き、FWドラガン・ムルジャとMF黒川淳史を投入。昨季、負傷で長期離脱を強いられた下部組織出身、プロ2年目の期待株が待望のJデビューを果たした。交代策でも流れは変えられず、後半19分にはMFニウトンがPA手前から強烈ミドルでゴールを脅かしたが、GK加藤のセーブで難を逃れた。

 大宮は最後の交代枠で後半32分にMF岩上祐三をピッチに送り出すと、終盤は攻守がめまぐるしく入れ替わった。後半39分に黒川がFKを獲得したが、チャンスを生かせず。対する神戸も決定機をつくり、同43分、途中交代のFW大槻周平が右足で強烈ミドルを放ったが、シュートはクロスバーを直撃した。

 試合終了間際には黒川や岩上が強引にフィニッシュまで持ち込んだが、最後までネットは揺らせず、0-2で敗れた大宮。またしても勝ち点を獲得できず、今季5度目の無得点。クラブワーストを更新する開幕6連敗となり、泥沼を抜け出すことはできなかった。

(取材・文 佐藤亜希子)
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