山村の恩返し弾でC大阪が3連勝! 大幅メンバー変更の鹿島は連勝が「4」でストップ…《J1》

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▽明治安田生命J1リーグ第6節、鹿島アントラーズvsセレッソ大阪が8日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、アウェイのC大阪が1-0で勝利した。

▽リーグ戦4連勝で首位ヴィッセル神戸と同勝ち点の2位に位置する鹿島と、2連勝で

8位に浮上したC大阪の一戦。来週ミッドウィークにAFCチャンピオンズリーグ、ブリズベン・ロアーとのアウェイゲームを控える鹿島は、直近の大宮アルディージャ戦で先発した小笠原やレオ・シルバなど、中盤4枚を温存し、Jリーグデビューのレアンドロ、J1初先発となる三竿健、中村が先発に入った。一方のC大阪は直近の横浜F・マリノス戦と同じメンバーを引き続き起用し、古巣初対戦の山村はトップ下に入った。

▽立ち上がりから拮抗した攻防が続く中、古巣初対戦の山村がいきなり魅せる。13分、ボックス手前で杉本からパスを受けた山村が右足を振り抜く。強烈なミドルシュートが枠を捉えたかに思われたが、ボールはクロスバーを叩き恩返し弾とはならず。それでも、この一発で勢いづくアウェイチームは、直後にも杉本が強引な突破でDFを振り切ってボックス内を陥れるなど、良い形の攻めを続ける。

▽一方、ターンオーバーの弊害か、連係面に問題を抱えてなかなか攻め手を見い出せない鹿島は、18分に永木、24分に伊東とミドルレンジのシュートでゴールを狙う。

▽その後は中盤で潰し合う展開が続く中、C大阪は27分に右サイドの関口からグラウンダーのパスを受けた山口がミドルシュートを放つ。対する鹿島は前半終了間際の42分にレアンドロの持ち上がりを生かしたカウンターから、ボックス中央のペドロ・ジュニオールがシュートを放つが、これはGK正面を突いた。

▽ゴールレスで迎えた後半、試合は開始早々に動く。46分、右サイドを突破した関口のクロスをうまくニアに走り込んだ山村が頭で合わせ、古巣相手に恩返し弾を叩き込み、アウェイのC大阪が先制に成功した。

▽後半もなかなか攻め手がない鹿島は、57分にレアンドロと中村を諦め、土居と遠藤を同時投入。だが、この二枚替えも流れを劇的に変化させるまでには至らず。さらに76分には永木を下げてレオ・シルバを投入し、同点ゴールを目指す。

▽その後、殊勲の山村らに代えてDF山下らを投入し、逃げ切りを図るC大阪に対して、鹿島が猛攻を仕掛けていく。88分にはボックス中央で土居のクロスのクリアボールを胸トラップした三竿健が左足のボレーシュート。だが、このシュートは右ポストを叩く。さらに5分が与えられたアディショナルタイムのラストプレーでは、セットプレーの流れからボックス右のペドロ・ジュニオールがシュートを放つが、これはGKキム・ジンヒョンにキャッチされ、試合はこのままタイムアップ。

▽古巣初対戦となった山村の恩返し弾を守り抜いたC大阪が、昨季王者鹿島を退けて3試合連続クリーンシートで3連勝を飾った。一方、大幅なメンバー変更が奏功せず、ホーム2敗目を喫した鹿島は、連勝が「4」でストップした。