ゆずこしょうがさわやかに香る/調理=小林まさみ 撮影=竹内章雄

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家庭料理の定番・肉じゃがを、さっぱり塩味にアレンジした塩肉じゃが。すっかりおなじみのメニューになりましたが、肉じゃがのアレンジメニューはそれだけではありません! 今日は、一味違った“ハイブリッド肉じゃが”をご紹介。ゆずこしょうのさわやかな香りと辛みが新鮮な「ゆずこしょう肉じゃが」は、大人ウケする味。子どもたちには、チーズを加えた「洋風塩肉じゃが」が大人気。実はワインにも合う味わいなので、大人もおいしく食べられます。ガッツリ系がお好みなら、「キムチ肉じゃが」がおすすめ。しっかりめの味付けだから、ご飯がどんどん進みますよ。

ほかにもいっぱい!「肉じゃが」レシピ

■ 【ゆずこしょう肉じゃが】(1人分449Kcal、塩分1.7g)

<材料>(2人分)

豚バラ薄切り肉150g、じゃがいも2個、にんじん1/2本、玉ねぎ1/2個、絹さや8本、煮汁(だし汁1/2カップ、酒、しょうゆ各大さじ1、ゆずこしょう小さじ2)

<下ごしらえ>

(1)じゃがいもは六つ割りにし、水にさらして約5分おき、水けをきる。

(2)にんじんは1cm厚さの半月切りにする。

(3)玉ねぎは縦薄切りにする。

(4)豚肉は4cm幅に切る。

<作り方>

(1)耐熱ボウルにじゃがいも、にんじん、豚肉、玉ねぎを順に重ねて、煮汁の材料を混ぜ合わせて加える。

(2)ふんわりとラップをかけ、500Wの電子レンジで約15分加熱する。取り出して絹さやを加え、ざっと混ぜ合わせる。再びふんわりとラップをかけ、電子レンジで約2分加熱する。

■ 【洋風塩肉じゃが】(1人分445Kcal、塩分2.4g、調理時間25分)

<材料>(2人分)

牛切り落とし肉150g、粉チーズ大さじ1、新じゃがいも小6個(約360g)、玉ねぎ1/2個、スナップえんどう6個、にんにくの薄切り1片分、煮汁(顆粒スープの素小さじ1/2、酒大さじ1、しょうゆ小さじ1、塩小さじ1/2、水1と1/4カップ)、オリーブ油、粗びき黒こしょう

<作り方>

(1)じゃがいもは皮つきのまま半分に切り、竹串で皮目を1切れにつき5〜6カ所刺す。水にさっとさらして水けをきる。玉ねぎは1cm幅のくし形に切る。スナップえんどうは斜め半分に切る。

(2)鍋にオリーブ油小さじ2を熱し、牛肉をさっと炒め、肉の色がほぼ変わったら、じゃがいも、玉ねぎ、にんにくを加えて約2分炒める。

(3)玉ねぎが透き通ってきたら煮汁の材料を加え、煮立ったらアクを除き、ふたをして弱めの中火で約10分煮る。じゃがいもがやわらかくなったらふたを取ってスナップえんどうを加え、さらに5〜6分煮る。器に盛り、粉チーズ、こしょう適量をふる。

■ 【キムチ肉じゃが】(1人分419Kcal、塩分2.3g、調理時間20分)

<材料>(2人分)

牛切り落とし肉150g、じゃがいも小3個(約300g)、長ねぎ1/2本、白菜キムチ150g、煮汁(酒大さじ1、砂糖大さじ1/2、水1/2カップ)、ごま油、しょうゆ

<作り方>

(1)じゃがいもは四つ割りにして水に約5分さらし、水けをきる。ねぎは2〜3cm長さに切る。キムチ、牛肉は大きければ食べやすい大きさに切る。

(2)フライパンにごま油大さじ1/2を熱し、牛肉を入れて炒める。肉の色が変わったらじゃがいも、ねぎを加えて炒め合わせ、油がまわったら煮汁を加える。煮立ったらふたをして、弱火で7〜8分煮る。

(3)キムチ、しょうゆ小さじ2を加えて全体を混ぜ合わせ、再度ふたをし、じゃがいもがやわらかくなるまで4〜5分煮る。

【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】