ミャンマー中部を流れるチンドウィン川を航行する船から下りてきた人々(2017年3月7日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ミャンマー西部の港湾都市パテイン(Pathein)の川で7日夜、結婚式帰りの数十人を乗せた客船が荷船に衝突して沈没し、少なくとも20人が死亡した。当局が8日明らかにした。一夜明けて救助活動が再開されたが、水死による死者がさらに増える恐れがある。

 国営メディアによると、客船に乗っていたのは60〜80人で、死者のほとんどは女性だという。地元メディアによれば船は結婚式からの帰りで、大勢の人が乗っていた。

 一方、地元議員のアウン・トゥー・トゥエ(Aung Thu Htwe)氏は8日、AFPに対し「女性16人と男性4人が亡くなった」と語った。同氏によれば、前夜のうちに約30人が救出されたが、いまだ9人の消息が不明とみられる。船が沈んだときに何人が乗っていたかは分からないという。

 また現場にいた警官によれば、乗っていた人の大半は同じ村の住民だった。川の中央で衝突したとき、船はどちらも点灯していなかったという。

 多くの人々が洪水の起きやすい川のそばに暮らし、交通手段として頼る船はたいてい超満員のミャンマーでは、船の事故により死者が出るのは珍しくない。

 昨年10月には、ミャンマー中部を流れるチンドウィン(Chindwin)川で、すし詰め状態だった船が転覆し、多くの教師や学生を含む73人が死亡した。
【翻訳編集】AFPBB News